モトボサツ的

セブなのに美味いコーヒーシリーズMotokeys

投稿日:2018年7月19日 更新日:

最初にフィリピンでコーヒーの飲んだのは今から12年ほど前だった。

ITパークがまだ何の建物もない野原だったころ、諸事情によりその向かいにあるCebu Northwinds hotelというところに一泊だけしたことがあった。

セブで初めてのホテル滞在。

ちょっとワクワクしていたのだが、シャワーを浴びようと蛇口をひねったら根元からポッキリとレバーが折れ、心も折れた。

何もないITパークの荒野では地元の大学生みたいなのが一斉にランニングしており、私もそのグループに勝手に混じってしばらく走ってみた。

さて、楽しみなのはホテルの朝食だ。

蛇口はアクシデンタリーに折れたが、朝食はさすがに素敵だろう。

フィリピンという国を侮り、日本人らしい感覚でホテルらしさを期待していたのだが、さっそく洗礼を受けてしまった。

最上階の想定外に狭いレストランでコーヒーを注文したのだが、お湯だけがカップに注がれた。

これは、何かのおまじないか?

きょとんとしてカップを凝視していると、不愛想なウエイトレスが一人前用のネスカフェのパックがポンと投げるように置いていった。

おいおい、自分でインスタントを作れというのか!?

あまりにショック過ぎて脳内にアドレナリンがドバドバ噴き出た。

フィリピンで美味いコーヒーなんて100年早いのか。

その瞬間からフィリピンに対する残念なイメージが濃厚に染みついた。

それから10年経過し、フィリピンもトレイが綺麗なレストランやカフェが出現するとともに、コーヒー豆も選べるこだわりの店が登場し始めた。

フィリピンが向上しているというよりも、一部の富裕層が海外旅行した際に感化され、マーケティング無視な感じで自国でも同じことをとりあえずやりたいというチャレンジャー達が引き起こしてるプチイノベーションだ。

セブのアヤラから徒歩10分程度にあるLINEAR COFFEE ROASTERSはまさにセブらしくないコーヒーショップだ。

この良さがわかるフィリピン人がどんだけいるのかという小市民なせこい考えは持っていない。

男だらけの不器用な本格カフェ 尿意は本物のしるし

そして、2018年7月中旬にオープンしたばかりのMOTOKEYSもこだわりのコーヒーが飲める店だ。

まだ看板はない。

一見観葉植物店かと思う以外性のある外観。

店内のデザインもやはり花と植物が似合う感じだ。

この店の豆は上で紹介したLINEARの豆をつかっている。

スタバではBREWED COFFEEといえば一種類でオーダーは固定だが、ここは数種類から選ばせてくれる。

ちょうど昼時だったのでプロモの100ペソミールからチョイス。

今回は謎のKhao Man Kaiというものにしてみた。

そういえば久しぶりに日本米を食べた気がする。

そしてメインのコーヒー。

その日はケニアという豆を選びホットで頂いた。

私の味覚はこのケニアに適合しているようだ。

シンプルに味を段階的に感じることができる。

フィリピン人が好むコーヒー砂糖ミルクが一体化した3in oneとは次元が違うのは言うまでもない。

この無駄に美味いコーヒー店。

コーヒーを求めてやってくるフィリピン人がどれだけいるか微妙だが、確実にコーヒー好きな日本人には満足を与えるだろう。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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