おきまりの「Hey buddy」から始まるメッセージとともにヤツがセブへ戻ってきた。
セブでさんざん遊び倒したあげく「俺はこのファッキンカントリーではプロになれないから台湾へ行くぜ」と言い残して去って行った。
https://motobosa2.club/blog/2017/01/30/post-4811/
それから一度私が台湾へ遊びに行き、彼が台湾人のダコトトイちゃんを連れてセブへやってきたことがあった。
今回は新しい彼女を連れてくると書いてあったが、一体どんなのを連れてくるのか楽しみだ。
そして、当日フェイスブックのメッセンジャーで連絡がきた。
「We should meet at 10:00 at Octagon」
オクタゴン?
一瞬アヤラにあるPCショップが思い浮かんだ。
マンゴを代表する援交クラブだったジュリアナが閉鎖し、しばらくナイトライフから遠ざかっていたのでピンとこなかったが、そういえば海沿いのノースリクラメーションに出来たクラブがOCTAGONという名前だったな。
OCTAGONは入場料が200ペソのちょっとソッシャルな場所だと聞く。
ヤツは約束の時間には基本的に遅れない男だ。
そして、On my wayと必ず道中メッセージを入れてくるのだ。
いい加減そうに見えて流石にフィリピン人とは一線を画す。
夜10時、奴はすでにテーブル3に陣取っていた。
てっきり台湾人の彼女かと思ったら白人がいかにも好みそうなタイプのフィリピーナだった。
すでにジョニ黒のコーラ割りがドンとテーブルに置かれ、ノーチョイス状態で乾杯することになった。
かつて一緒に遊びまわっていた頃、ヤツは26で私は40になったばかり。
午前4時まで遊んでも朝からちゃんとジョギングも出来た。
あの頃はお互いまだ若かったなとほろ苦い思い出を肴に話が弾む。
薄くなった髪を自虐的に見せてやった。
ヤツは数年間台湾で暮らしその後上海へ移ったが、また台湾へ戻ったばかりだ。
その理由は中国人が意地汚すぎるので居心地が悪すぎたらしい。
台湾人と日本人は非常に似ているというコメントをもらった。
ところで、初めてのOCTAGONだが、客の過半数はコリアン。
それから日本人が思ったより多く、中国語も結構聞こえてきた。
わかりやすい整形顔なコリアンガール2名が隣のテーブルで尻を振りながら踊り続けている。
いろんなコリアン男子がその二人に声をかけてくるが、「私たち安くないのよ」と言わんばかりに勿体ぶってなかなかなびかない。
HOLY SHIT!
肩をすくめながら「おいおい、勘弁してくれよ」と言わんばかりにヤツが渋い顔をして見せた。
どうやら私と同じ感性をしているらしい。
甘ったるいジョニ黒のコーラ割りを飲みながら昔話に花を咲かせ、ボトルが空いたころにクラブを出た。
こちら良かったら応援クリック強めにお願いします!
↓↓↓