日本人がセブで現地シムを手に入れてローカルライフの仲間入りをする場合、Globe(グローブ)かSmart(スマート)の二択となってしまうのだが、ぶっちゃけどっちがいいのか?
電話とテキストだけならどちらも大して変わらない。
しかし、モバイルネットワークでインターネットへ接続しLINE等のアプリを活用する場合にはちょっと話が違ってくる。
ここ数年間、セブでデュアルシムのスマホを使い続けGlobeとSmartをそれぞれSim1と2のスロットルへ差し込んで利用してきた。
Globeの方は日本と同じような月額プランのポストペイドと呼ばれるタイプで、Smartはプリペイドシムで適宜ロードを補充していくタイプにしている。
Globeのポストペイド契約ではインターネット接続は1.5ギガまでしか使えないプランにしているのでSIM1と2を時々スイッチングし、使用量のバランスを取っているのだが、実感としてSIM1のGlobeのほうが断然サクサク繋がる。
先週タンバイ庵が火事になって、電話のケーブルが焼き切れて、インターネットと固定電話が同時に不通になったので非常に不便な生活を強いられている。
復旧は一週間後の予定らしい。。。
なんやそれぇ!!!
仕方がないのでモバイルネットワークのテザリングで凌ぐしかないのだが、Smartでモバイルデータ接続した時にアホかというほどクソ遅い。
恐いもの見たさで自虐的に計測してみた。
こちらはGlobeのスピード。
下りは13メガ越えしているので、気持ち良い位サクサク繋がる。
一方気になるSmartのスピードは一体どうなっているのだろうか?
ガーーン!
おいおい、下り0.37メガってなんだ?
目を覆いたくなる亀スピードだ。
逆にこのスピードでスピード計測が出来たこと自体奇跡的な気がする。
このSmartという会社はあの悪名高きフィリピンを象徴する独占企業PLDTのグループ企業で、高濃度な詐欺精神が会社の実質的理念だ。
そして、なぜSmartがこんなに遅いかといえば、客層と関連している。
Globeは日本と同じ月極プラン客の獲得に主軸を置いており、客層は企業や細かい事気にしない中間層以上が多いのだが、Smartはprepaidでケチケチライフを上手に送ろうとする庶民が多い。
プロモと呼ばれるプリペイドシム利用者向けのパッケージプランが豊富なのがスマートの特徴だ。
例えば人気の15日間で200ペソというプランは固定料金でスマート同士の電話が無料になり、フィリピン人大好きなテキストメッセージがキャリア問わず無料となる。
魅惑のフェイスブックが700メガまで使えるとなるとフィリピン人の心を鷲掴みするのはたやすいだろう。
その辺で40ペソで手に入るプリペイドシムを持つフィリピン人がわんさかこの魅惑のプロモに群がるとどうなるか。。。
つまりキャパオーバー。
全然繋がらなくなる。
SmartとGlobe、どちらが良いかといえばセブへ住んで仕事する人なら断然Globeのポストペイド。
とりあえず電話とテキストとLineが使える程度で良いというライトユーザーはスマートのプリペイドシムで定額プロモを適当にチョイスして使うのが良いだろう。
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