フィリピンに限ったことではないが、日本人が海外へ出ると大なり小なり開放的になるのはホント。
随分昔、「自分探しの旅」というキャッチフレーズが女性の一人旅の誘い文句として流行ったが、それはつまり日本での自分とは違うノリで旅の恥をかき捨てようと言ったほうがより具体的だ。
知らない土地でスリリングな旅を楽しむ。
逆にそういう願望のない人はそもそもパスポート申請し海外に行くなんて面倒臭いことはしないのかもしれない。
ちなみに私は海外の人間と交わることをルールのない異種格闘技戦としてとらえていた。
開放的とは一体どのようになるの?
・人前で肩を組んだり、接吻やハグをしたり、海外の環境に順応しようとする(30代前半/男性)
・声が大きくなり、行動がグレッシブになる(20代前半/男性)
・見知らぬ人に声をかけられても笑顔で応対してしまう(30代後半/男性)
・旅先で知り合った男性と一夜のアバンチュールもあり(20代前半/女性)
・普段全く興味のないスクーバダイビングに挑戦したくなった(40代前半/男性)
・カフェの隣の男性にいた男性と会話がはずみ、LINEのIDを教えた(30代前半/女性)
・大胆な水着を着てビーチを歩いた(30代前半/女性)
・自撮りが趣味になった(20代前半/男性)
・ワッキーと呼ばれる変な顔で写真を撮るのに全く抵抗がなくなった(40代後半/女性)
セブ留学で日本人が最もかかる病気
特に若い留学生同士が集まる学校はエキサイティング。
修学旅行の宿状態になり英語を勉強しに来たつもりが、毎晩パーティーとなってしまうのが現状だ。
オリンピック村が男女混合パーティー会場になるのと共通している気がする。
楽しく交流し、良い方向で刺激し合うのは大変結構だが、男と女が海外で出会うと行きつく先は一つ。
軽い一夜。。。
甘美な響きだが、フィリピンという環境はそれだけでは許してくれない。
男女の間で伝染する〇病が一気にブーストする。
感染経路は諸説があるが、主に韓国人が輸入しているという説が目下のところ通説凡例だ。
それに加え、中国人の急激な増加で、フィリピン国内の感染ポテンシャルは倍増していると思われる。
セブで男女関係で伝染する〇病になったらどうする?
セブであの病気。
なんだかゴロとテンポの良い響きだが、冗談言っている場合じゃない。
昔うちのティムがセブに来たばかりの頃、某医療機関で働いていた。
その関係で異種格闘技戦に敗れたラストサムライ達から「ボサツさん、オーテン、サキットカーヨ」という電話がかかることがよくあった。
まるでオーテンヘルプデスクだ(略称OHD)。
クリニックにいるドクターの中で最も気の良い青年医師Dr.カペリーダの出番だ。
彼はドクターやりながらガソリンスタンドも経営している典型的おぼっちゃま。
私の一存で勝手に日本人担当医師という位置づけにされ、他流試合に負けた日本男児の尻に太い注射をブチュっと刺して一丁上がり。
筋肉注射だから尻はしばらく激痛が続くが、〇病にかかってしまったハートはもっと痛むはず。
自慢じゃないが私は生まれて一度も〇病になったことがない。
名刺の裏のプロフィールに追記しようかな。。。
男が先で、女が後
海外旅行や留学につきものといえば現地で病気やトラブル。
どんなに高級なホテルに泊まり、豪華な食事を楽しめたとしても、スリや強盗の被害にあったり、病気になって客室で寝て過ごすことになると全てが台無しだ。
環境がかわり、飲み水が軟水から硬水へと変化することで体が拒絶反応し、体がだるかったり下痢ぎみになる人も多いのだが、少々の苦難も海外旅行のかくれた醍醐味だ。
しかし、開放的になり過ぎ、普段と違う自分を楽しんでしまうあまり、ある一線を踏み外し、後悔の渦にガッツリ巻き込まれてしまう留学生が多すぎる。
海外の熱い夜とアバンチュール。
実に甘美な響きだ。
クールな思い出として人生の一ページに刻まれれば幸いだが、残念なことになるケースが多い。
まず男性側に特有の症状が現れ、検査の結果、〇病判定が出ると関係を持った女性に激白する。
「おいおい、お前から〇病もろうたばい」
自覚症状のない女性は焦る。
心配になり検査してみると案の定、黒判定。。。
それだけでは済まない。
他にもクラブでアメリカ人からナンパされてついつい無防備な関係を持ってしまっていたり、思い当たる節があったりすると大変。
ひょっとしてHIV感染をしているかもしれないと余計な不安が掻き立てられる。
HIV検査は〇病検査ほど簡単ではない。
なぜなら、上流から下流までのイヨット(ビサヤ語)の詳細を全部問診されるのだ。
その上で、ようやく検査となるのだが、ちゃんと結果が出るのに2か月ほどかかる。。。
精神的屈辱を受けた上に、検査自体もリスクがある。
最近はあまりないと思われるが、日本より注射針の使いまわしの可能性も否めない。
〇病に海外旅行傷害保険って使えるの?
結論から先に言うと使える。
「〇病 海外旅行傷害保険」というキーワードで検索するとQ&Aがわんさか出てくるが、〇病も海外でかかれば普通に病気として取り扱われる。
海外旅行傷害保険に加入してきた方が絶対良い。 AIG損保の留学生用プラン
クラミジアは海外旅行保険の適用範囲でしょうか?日本で海外旅行保険に入り、現在留学中です。先日ピルを処方してもらうために婦人科へ行き、検査をしてもらったところクラミジアとわかり治療を受けています。病院代がとても高いので保険適用なら検査代から申請したいのですが、よく「妊娠・出産などに関わる費用はでない」とありますが、性感染病については出るのでしょうか?
最後に
洒落になる程度のトラブルや入院も思い出の一つ。
何もないより、少し位のほろ苦い思い出も人生には必要な要素だ。
しかし、風邪を移された位なら良いが〇病ともなると人格的なダメージのほうが多い。
開放的になりすぎて泣いている留学生が多いという事実を頭の片隅に置きつつ、非日常をぜひ楽しんで良い思い出を作ってほしいと願う。
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