沖縄VSセブ
セブにいる沖縄出身の知り合いに聞いてみた。
「どっちの海が綺麗?」
「ぶっちゃけ沖縄ですね」
水質がどうよりもセブの海はポイ捨て天国でローカルのビーチには犬や人の糞や子供のオムツが浮遊している。
心から綺麗だと思えるところに行くにはセブ市から車で最低5時間は走らなければならない。
まるで山賊と戦いながらガンダーラを目指す三蔵法師のような決パタイ(人間の最後に訪れる儀式)の覚悟が必要だ。
5時間あればセブから成田まで行けてしまう。
だからわざわざボホール島やカモテス島へという他島へ行くツアーがやたらと人気なのだ。
綺麗な海はそこへたどり着くのが困難ということが環境を守っているともいえる。
世界一綺麗な海と言われるパラワンのエルニドは以前はプエルトプリンセサから陸路を6時間かけてやっとたどり着ける秘境だったのだが、直行便が出来たら速攻でゴミ溜め。
バンタヤン島直行便の悲劇
セブ市から車で北へ向かって5時間走り、それからフェリーに1時間近く乗ってようやくたどり着くことのできるバンタヤン島はこれぞ日本人が思い描く南の島といった景色が広がる。
バスとフェリーで行く場合
• Travel time: 4-5 hours in total, from the North Bus Terminal
• Fare: P280 one-way (P170 Bus, P110 Ferry)
• Availability: Mondays to Sundays, almost every hour
Air Juanを使った空路
• Travel time: 40 minutes, from Mactan Airport
• Fare: P1,288 one-way (price may vary)
• Availability: Mondays AND Thursdays only, check schedule below
バスの場合は片道280ペソだが、空路は1288ペソで4.6倍の価格差だ。
陸路5時間の道中の景色が素晴らしければ意味があるが、1時間以内で飽きてしまう。
あとは我慢大会。
しかし空路の場合1/9の時間短縮。
飛行機という文明の利器は時間を買うことを可能にした。
しかし、それは同時に環境破壊へと直結するのはパラワン悲劇をみれば安易に想像できる。
ボラカイ島が汚水溜めと呼ばれ閉鎖、セブのスミロン島のサンゴが壊滅的にパタイ(人間の最後に訪れる儀式)に絶えまるで軍艦島のように灰色の世界へと変貌した。
今度はバンタヤン島へ謎の中国人観光客が押し寄せ、ビーチに放尿しながら一気にとどめを刺すのだろうか。
直行便でバンタヤン島のロングビーチが気楽に楽しめると一瞬思ったが、すぐにそれは憂うべきことだと気が付いた。
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