バイクvs.バイク
私は昨年からバイク生活になったのだが、移動時間が超大幅に短縮されてもうバイクを手放せないという話は本ブログで何度も書いている。
時間のその代わりに大きなリスクを負っていることも常に自覚しなければならない。
自分がバイクに乗りながら言うのもなんだが、フィリピンでバイク乗っている奴は単細胞サル系が多い。
フィリピンあるあるの典型的例だが、脇道から本線へ後ろを全く確認せずにグワっと入ってくる。
あれは実に見事なものだ。
傾向とかいうファジーな世界では無くまるで宗教上の理由でもあるのかというように100%そう。
またバイクで渋滞車の右側をスリ抜けている際に車と車の間からまるでナイフで付き刺すような勢いでバイクの前輪をグサっと入れてくる。
もう何度急ブレーキをかけて前輪ロックさせてしまったのか分からない位だ。
バイク vs. バイク。
やはり路上最悪の敵はバイク なのだ。
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【断言】危険なのはバイクではなくピノイライダーだ!
先月からついに始まったバイク生活。 結論から言うと素晴らし過ぎる。 何が良いかと言えばズバリ移動時間。 自動車だと1時間 ...
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禁じ手カウンターフロー
先日、サイクロン号をHernan cortes通りをASフォルチュナ方面へと走らせていた時の事だ。
マボロ地区からASフォルチュナ通りへ抜ける便利な道なのだが、そこは同時にセブ屈指の渋滞エリア。
酷い渋滞の時は自動車の場合、わずか1km程度の道のりを通り抜けるのに40分以上もかかってしまう。
幸いバイクなら機動性の高さを生かして渋滞車の右側をすり抜けながらパスできる。
先日渋滞の最後尾に差し掛かった頃、突然背後から猛烈なスピードでやってきたYAMAHAのMIO(125CCスクーター)が右ではなく左側から渋滞の列をごぼう抜きにした。
いわゆるカウンターフローと呼ばれる禁じ手だ。
これは反対車線からくる車にとっては迷惑極まりない。
ところが半年前あたりから流石にこのカウンターフローへの取り締まりが厳しくなりムチャするバイクが随分減ったのだが、また最近では元の原始的な状態へと逆戻りだ。
相変わらず継続性のない国だ。。。
すると渋滞で止まっている車と車の隙間から突然フィリピーノがわき目もふらず飛び出してきた。
運悪くというか当たり前だが、カウンターフローしながら疾走するMIOに左足をしとどに当てられ、もんどり打って転んだのだが、直ぐに立ち上がってこう言った。
「Sorry ha」
私から見ればカウンターフローもと飛び出したフィリピーノも50:50で過失はイーブンに見えたのだが、跳ねられた側が謝る摩訶不思議なシーンはあまり見たことがない。
まるでアタリ屋のようになれた感じだが、もしそうなら「どうしてくれるオカニだしやがれ」となるのだが、やられた方が謝る不思議な世界だ。
フィリピンは歴然とした階級社会。
富裕層の乗る高級車は庶民車を見下し、庶民車はジプニー・トライシクル・バイクをゴミ扱いする。
そしてバイクやトライシクルは自転車を塵扱いし、最も弱い歩行者は虫けらのように扱われる。
横断歩道を渡っている人がいても跳ね飛ばす勢いで車やバイクが突っ込んでくる。
基本的人権という箱庭的考えは日本でしか通用しないのだ。。
大統領が国連に非難されようとも気持ちよくなる白いケミカル類関連の容疑者を5000人以上も抹殺する国ではそもそも基本的人権という概念は存在しない。
まさに北斗の拳のようなパワーが支配する自然界の掟に従ったシンプルな国だと言える。
そんな国から日本へ一時帰国として戻ると両国のギャップに感動を覚えて止まない。
毎回歩行者がいれば横断歩道の手前で車がスッと停まる様子を見て「おおお、スゲー!!」と心の中で大きく叫ぶ。
昔自分も日本という国に住んでいたという記憶はかすかに残っているが、感覚としてもう消去されているのだ。
逆に歩行者は車が100%停まるものだと信じて疑わないので、車が完全に停車するのを全然確認せずに横断歩道を渡り始める日本人って日本以外だと生きていけない気がした。
そして、何よりも横断歩道の歩行者用信号が赤だったら例え見渡す限り車が一台も来てなくても歩行者用の信号が青になるまでじっと待ち続ける姿が滑稽に感じた。
バイクにやられても食べたい28ペソバーガー
バイクにやられたフィリピーノが向かった先は事故現場のちょうど向かいにある28ペソバーガー(Buy one Take one)ショップ。
私は翌日どうしてもそのバーガーを食べてみたくて立ち寄ってみた。
現場へ立ってみると分かる。
MIOにやられたフィリピーノはきっとバーガーショップしか目に入っていなかったのだろう。
24時間と書いてあるが、そんなに需要があるとは思えない。
必殺フィリピンあるあるのBUY 1 TAKE 1スタイルだ。
フィリピン人って子供の時カワイイよね?
キッチンの隅にはお約束の子ザルが座っていた。
私と目が合うたびに眉で合図を送ったが無反応だ。
やはりフィリピンらしく男子は男子を嫌うのか?
28ペソで2つ買えるハンバーガーのひき肉は一体何の肉なのだろうか?
5分程して2つバーガーが出てきた。
私は28ペソをキッチリ渡し無反応な子ザルに最後の眉合図を送って店を後にした。
確かにバーガーだが、謎のひき肉と匂いの強いケチャップだけだ。
28ペソで2つということは実質1つ14ペソということだ。
ま、ま、まずい。。。
Buy 1 Take1の殿堂エンジェルズバーガーが神に感じた。
日本とは真逆
道路を車やバイクで走るときは歩行者に注意を!
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