どこでもポイ捨てはフィリピンの常識
フィリピンは大統領のお膝元ダヴァオ市を除く全土でゴミのポイ捨てが非常に盛んだ。
特に川は人気スポットで、何の躊躇もなく空き缶やゴミをどんどん投げ込むのだ。
車の窓からも外へ向かってポイポイ捨てまくるので、私がサイクロンを運転しながら気を付けているのが路上のゴミだ。
フィリピン人はバナナが大好きなので、車の窓からよく黄色いバナナの皮を捨てるのだが、もし運悪く路面に落ちたバナナの皮に私のサイクロンのタイヤが乗ってしまうとタイヤの動摩擦力はバナナ系摩擦係数によって垂直抗力を著しく失い、一気に転倒してしまう可能性がある。
いつもポイ捨てを見かけるたびに、拾って付き返してやりたい怒りの衝動に駆られるのだが、きっと向こうは悪いことをしているという意識は全く、むしろ頭のおかしい韓国人が妙な言いがかりをつけてきていると解釈するだけだろう。
さらに銃社会フィリピンでは車の中に銃を置いている奴も多いので、カッとなりその場でキャツの捨てたゴミを握ったままお陀仏になってしまうなんてまっぴら御免だ。
ゴミのポイ捨てを見るたびに頭の中で1.5秒位いつもこんなシミュレーションが行われ最後はあきらめるのだ。
GMAニュースで放映された痛快なニュース
車の窓からポイ捨てされたゴミをサイクリング中の外国人が拾って付き返したのだ。
このニュースを観たとき、私の心の中に長年にわたり沈殿していた毒素はこのGMAのニュースを観た瞬間一気に中和された。
ちなみにこのゴミを突き返した勇気ある外国人はフランクさんというドイツ人で、何の因果かフィリピン人女性と結婚しフィリピン在住。
彼はブロガーで、今回の件も含め環境やドイツ関連のネタが多い。
ぜひ「フィリピンのベンツに乗っている奴はスケベが多い」という切り口で記事を書いてほしいところだ。
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