ちょっと気になるニュース
フィリピンに住んでいると感覚が麻痺してしまうことばかりだ。
GMAニュースによればホーリーウィークの期間中に救急車のドライバーが救急車へ家族を乗せてピクニックへ出かけていたという。
ホーリーウィーク中、フィリピンミンドロ島のAlapan市で政府所有の救急車のドライバーが私用で救急車を使った件について調査中。
ソーシャルメディアで配布されている写真は、Pag-asa自治区のAmnay橋下の河床に駐車されている救急車であることを示している。写真は、運転席のドアにかかっている濡れたTシャツだ。
ザ・フィリピンの文化ともいえる公私混同
一応フィリピンでも救急車でピクニックはマズいらしい。
しかし、公私混同の極みのような国なので、警察をはじめ公務中に政府所有の車をJollibeeに乗りつけて食っている姿を盛んに見かけるし、消防車や救急車も似たような扱いをされている。
一般の企業では彼氏が職場へやってきたり、踊り子さんの旦那がなぜか怒りながら乱入してくることもよく目にする。
子供を職場へ連れてくることもかなり一般的だ。
そんな公私混同の極みの社会でホーリーウィークに家族を連れて川へピクニックに行ったドライバーが炎上すること自体フィリピンではなんだか気の毒な気さえする。
恐らく救急車のドライバーは「ホーリーウィークだからドクターも全部お休みだし急患も出ないはず」という自信のある考えを示しそうだ。
救急車が来ないわけ
フィリピンは救急車がなかなか来ない!
8年ほど前だが、知り合いの日本人が体調不良で動けなくなったとき私が救急車を呼ぼうと電話をかけまくったが民間の救急車も含め全部出払っていて居ないと言われた。
そもそもERUFという民間の救急車の会社が存在する事自体、政府のマネジメントが全く機能していないという証拠だろう。
まとめ
フィリピンはオール遅い。
歩くスピードも日本人の半分以下だ。
仕事の優先順位が極めて低いのでファミリーとの行事が優先してしまい救急車さえも来ないのだ。
日本だと救急車で家族と遊びに出かけたら懲戒解雇されてしまうが、このドライバーは表面上の注意だけで済むだろう。
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