躾のない国
フィリピンに来て驚いたのが、とにかく子供に甘い。
放置国家の極みというか、親は優しいのではなく躾や教育を実質放置しているのだ。
まるで猿の親子みたいに子供が望むものをただ与えるだけ。
そして子供は天真爛漫にブクブク太り続ける。
国民病ともいえる糖尿病や高血圧は幼少期の本能的行動により基礎固めができあがるのだろう。
フィリピンに来て分かったことだが、良くも悪くも、人間はただ雑草のように育つとこうなってしまうんだなと思いながら生活している。
先日、カワイイちゃんを連れてSMシティセブの子供の遊び場に行った。
そこはスライムを作るブースなのだが、こどもは不思議な物体を扱うのが大好きだ。
もうかれこれ3回目ということもあり、お店のアテもカワイイちゃんの顔と名前を覚えてる。
スライムを作りはじめてしばらくした頃、隣のテーブルにいた姉妹がやってきた。
しかし、フィリピン人は子供のころ人形みたいに可愛い。
日本の子供はやたら警戒心が強く知らない子に近寄ったり話しかけたりしないが、フィリピンは子供から大人まで自分の興味が全てだ。
子供同士で会話を始めた。
傍から子供の聞いていて分かったのだが、姉は6歳で妹は4歳。
しばらくして姉妹は自分達のテーブルへ戻った。
4歳の妹の方がいきなり哺乳瓶でミルクを飲み始めた。
そして、次に6歳の姉が妹から哺乳瓶を受け取り、「チューチュー」と音を立てながら豪快に飲み始めた。
https://twitter.com/motobosa02/status/1129636245842251777?s=19
-
【爆弾】この場を借りて謝罪します 条件反射が止まらない
うちのカワイイちゃんも早いものでもう直ぐ4歳になる。 英語はココだけの話ママより全然上手い。 彼女にとってビサヤ語と日本 ...
続きを見る
私とティムは一瞬ぎょっとして顔を見合わせたが、周りに親らしき人はいなかった。
ていうか、親の顔が見たかった気がする。
哺乳瓶で飲ませ続ける親は子供を置き去りにして暢気にショッピングを楽しんでいるのだろう。
フィリピンのキッズ関連ブースはまさに懲役2時間の子供刑務所だ。
哺乳瓶の弊害を知らない
私もそんなに育児情報に詳しくないが、哺乳瓶離れを早くにさせた方が良いこと位は知っている。
ミルクはその後も数ヶ月飲ませてましたが、コップで飲ませてましたよ。
哺乳瓶を止めさせる為に、コップの練習をしました。
同時に寝る前のミルクも止めました。歯みがきを徹底する為です。
日本では2歳で哺乳瓶をくわえていると変な子あつかいされるのだ。
そう考えるとフィリピンという国はなんとネイチャーな国なのだろうか?
我慢という概念のないフィリピンでは10歳まで哺乳瓶を咥えてミルクを飲んでいる子供をよく見かける。
子供にやさしいということをよく聞くが、度が過ぎるとちょっと怖い。
やはり厳しい日本とユルいフィリピンの中間付近が節度ある人間らしさのポイントなのだといつものポイントに立ち返ってしまう。
もしよかったら閉じる前にランキング応援クリック1回だけよろしくお願います!
広告主募集中