8月に入り、語学留学業界は真っ盛り。
大学生や社会人がわんさかセブへやって来ている。
日本人、韓国だけではなく、数年前から台湾、ベトナム人の留学生人口も上昇中。
ツーリストの場合、30日間はノービザで滞在できるのだが、留学生の場合はそうは問屋が卸さない。
たとえ1日でも語学学校へ留学するとSSP(Special study permit)が徴収されるのだ。
昔はそんなもん無かったのに、韓国人留学生が増え始めてから儲けどころとばかり突然SSPという名前のキャッシュポイントが設けられた。
正にフィリピンらしいテイクアドバンテージのお手本と言えよう。
8月夏休みを利用して来ている社会人も多く、わずか1週間の短期留学者も多いのだが、日曜日にフィリピンへ入国し、土曜日に日本へ帰国するというパターンが基本。
それに目を付けたイミグレーションはパスポートを人質に、1パスポートあたり200ペソ追加で払わないとパスポートを金曜日までに返却しないと言い始めたからさあ大変。
これは当然正真正銘の違法行為なので足の着くレシート類は一切発行されないという堂々とした国家ぐるみの恐喝行為だ。
セブだけでも正式に登録されSSPを収めている学校は100校以上あり、一つの学校の申請パスポート数を平均30名と仮定して60万ペソの徴収となる。
これを職員皆で山分けするのだろうが、外国人へのタカリ体質が半端ない。
また、つい先日聞いた話によると、イミグレーションが設定しているSSP料金が学校によって異なるということが発覚。
学校A:「そういえば最近 SSP 値上がりしましたよね?」
学校B:「え? 聞いてませんよ?」
学校A:「いや、実際500ペソ上がりましたよ」
学校C:「え? うちは300ペソの値上がりでしたけど」
学校B:「いや、うちは前回と同じ料金でした」
学校ABC:「え????」
生徒数300名を超えるような大型校となるとSSPの手続きが大変でその分ワーカーを余計に雇う必要があるので学校の規模によって値段に差をつけているという偏差値の低い理屈を述べたらしい。
今更何があっても「あ~、フィリピンらしいよね」という結末になってしまうのだが、ハイエナのように外国人へ群がる体質はそろそろ何とかして欲しい。
フィリピンとフィリピン人というだけで世界中から見下されてしまう原因を自ら作っているのだ。
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