語学留学という響き
フィリピン留学のメッカであるセブ島に住みながらこう言とまた新たなアンチを増やしてしまいそうなのだが、昔から語学留学という響きに対してチャラい印象を持っていた。
落ち目の芸能人やモデルがキャリアのお茶濁しや現実逃避として語学留学いう名の逃避行を行うイメージだ。
語学留学という存在に対しネガティブなイメージを持っていた原因は、そもそも私が海外に全く興味がないドメスティック野郎だったとうことだろう。
アメリカやイギリスを含めた欧米文化、そして映画やロックスターを含む海外事情全般に全くと言ってよいほど興味がなく、当然ながら英語が話せたら素敵とかカッコいいとか一切思わないどころか、むしろ英語話す日本人なんて変な人が多いとさえ思っていた。
だから、大学の卒業旅行で友達がオーストラリアやアメリカへ旅行へ旅立つのを無感情に傍観していたのだった。
そんな人間が海外に12年も住んでいること自体が矛盾だらけなのだが、別に海外じゃなくても居場所があればどこでもよかった。
元来流れ者なんてそんなものだろう。
いまだに海外への憧れや興味は薄い方だと思うのが、周りの日本人はセブから他の国へ頻繁に旅行へ出かけているのだが、私の場合セブから台湾に2回と香港に3回、タイに3回行っただけだった。
しかも香港とタイは仕事がらみだったので自らの趣味で選んだ渡航先ではなかった。
英語だけできても。。。
私の場合、今では簡単なビジネス通訳を受ける程度に英会話は上達したのだが、先にビサヤ語を自力で覚えたからそのやり方を英語に応用して話せるようになったのだ。
だから英語が話せる人に憧れて意気込んでやったのではないので「昔から英語が好きなんです」とかいう人を見ると「おおすげぇー」と心の中で畏怖の念を覚える。
憧れがあったり英語という存在が好きな人は趣味として英会話をやるのは素敵だと思う。
そのための留学ならどんどんやったほうがいい。
強くなりたくて、空手やキックボクシングをやっていたのと同じなのだ。
かつて取りつかれたように肉体トレーニングをやっていたころ、周りの人は私を変人扱いしていた。
一体どこに向かってるの?とかディスられたりしていたが、体から無駄を省き続け、座禅の時に研ぎ澄まされたかっただけなのだ。
しかし、英語が話せれば転職に有利とか、英語さえ話せれば食いっぱぐれがないという漠然な留学には疑問を持つ。
英語だけできても意味がないと海外に住みながら痛感する日々。留学も経験自体を買うというスタンスにシフトしないと😱
— モト ボサツさん【ストリート系ブロガー】 (@motobosa02) November 4, 2019
かつて私が語学留学という存在に抱いていた現実逃避的なネガティブな方向性と一致するのだ。
英語はコミュニケーションツールだと言われるように、必須要素としての一部を構成しているに過ぎない。
では、語学はコミュ全般の何%を占めるのだろうか?
コミュニケーションにおける語学力の占める割合は10%であり、英語を使って何をどのように話し、どういった結果を生じさせるかということに意味があるのだ。
どんなに英語力が高く発音もネイティブ並みに話せるとしても、人から嫌われるような奴だったら、そもそもコミュニケーション自体が成り立たないし、英語が凄いのは単なる自己満足で終わってしまう。
逆に英語力は低いが、その他90%の領域の多くを達成している人がいれば私はこう言っている。
つまり中身のある人は、才能を少しだけ後押しする程度の語学力が身に付けば、英語で何かを達成することが出来るということなのだ。
繰り返すが、コミュニケーションにおける語学に求められる領域は円グラフ全体のたった10%でありそこだけ凄くても意味がないということなのだ。
さらに、最近は優れた翻訳機が出てきて 英語が全くダメでも翻訳機の力を借りてコミュニケーションがとれるようになっている。
つまり、既に身に着けているコミュニケーションにとって重要な90%の領域が翻訳機によって生かされる時代となってきているのだ。
留学に来たほうが良いひと
私は文系出身なので、海外へ出てしまうと昔とった杵柄が全く使えなくて切ない。
海外生活して痛感した事だが、文系出身は日本を出ると全く潰しが効かない。わたしは大学時代、弁護士になりたくて365 日風俗とかも全く行かず夜まで勉強したが、日本を一歩出ると屁理屈しか使えない😭 うちの娘には同じ過ちをおかして欲しくない😓
— モト ボサツさん【ストリート系ブロガー】 (@motobosa02) November 7, 2019
だから国を超えて普遍的に使える知識や技術を持っている人こそが、国際的コミュニケーションに求められる語学という10%を埋めるべきであり、どんどん留学へ来て才能を後押しするべきだと考える。
特に理系のエンジニア達はどんどん留学をすべきだ。
海外に日本の技術が流れて行くという説もあるが、泥船で何もかも全て沈んでしまうよりは100倍マシだ。
日本人が海外でもっと成功して、日本へ利益を還元するという中期的なビジョンを日本はもっと検討すべきだろう。
今流行りのIT&留学のように、海外で使える技術を同時に身に着けるというコンセプトは賛成で、私が若かったら参加してみたいと思う。
もしよかったらランキング応援クリック1回ハゲしくお願いします!!
広告主募集中