東南アジアの状況が発端で生まれた
ブログのコメント欄にて初めて空調服というものの存在を知った。
私、バイク乗る時に空調服を着ますよ
腰の辺に左右プロペラファンが付いた薄いナイロンジャケットです。充電で7時間使用可、高品質のRYOBI製。最近、日本の蒸し暑い建築現場では着てる人、多いです。バイクの信号待ちもファンで汗が引いてイライラしませんよ〜
レチョンさんより
しかし、このブログを読んでいる方は基本的に日本人なのでそんなもの普通に知っているのだろうな。
この12年ですっかり世間の情報が上書きされ、もう知らないことだらけ。
空調服をWikiで調べると歴史も含めて詳しく紹介されている。
空調服(くうちょうふく)とは、日本の企業「株式会社空調服」、および、同社が夏場の衣服内気候環境を改善することを目的として開発し発売している「電動ファン内蔵上着」の商品名である。
ソニーを早期退職した市ヶ谷弘司が1998年に東南アジアを旅した事が、空調服の開発を始めるきっかけとなった。「東南アジアの人々がエアコンを使うようになれば、エネルギー危機が起き、環境問題につながってしまう」と考えた市ヶ谷は、6年がかりで空調服を完成させた。
実際に使ってみた体験談によると、その効果を確かに実感する事ができるという。
セブの溶けるような暑さからサヨナラ
アイテムキーワード集
空調服 /空調作業服/セブ/フィリピン/ハバル/タンバイ/ 防水/速乾/紫外線防止ファン4本/熱中症対策/日焼け止め服
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薄手で速乾、雨にも強い防水っていうのは正にセブのバイク乗りにはピッタリだ。
この廉価版を作ればセブのバイク野郎どもにバカ売れする気がする。
意外と日焼けを気にしているので長袖という部分にもアドバンテージがある。
モトボサツシーズン1 魅惑のセブノーマル大学パラダイス教師編
謎のファッショナブル空調服
最近では「ファンを外せばセクシーなリゾートウェアに早変わり!」という売られ方をしている。
それだけ、夏の熱中症対策として機能性が評価されているということだろう。
セブでの問題点
>最大のデメリットは、そのデザインから「人目が気になる」点である。
セブの場合、日本で変な人に該当する格好をしても全然大したことがない。
>特にファンの動作中には服が膨らんで太って見えるために、社長の市ヶ谷が「娘が空調服を着てくれない」と述べたこともあった。
見た目がすべてのフィリピンでタンボックに見えてしまうのは致命的だ。
まあ、とはいえ、バイクに乗っている間という限定的な条件だと全く問題がないだろう。
(付録)エアコン付きヘルメット
さて、個人的には頭から汗をかきやすいので「空調服」よりもさらに魅力的に感じるのが「エアコン付きヘルメット」。
そんな大げさなアイテムなんて近未来のSF映画の世界だけだと思っていたが、いつの間にか世の中に登場していた。
正に必要は発明の母と言ったところだろう。
Feher ヘルメット ACH 1
Feher ACH-1は、いくつかの例を挙げると、ロールスロイス、ベントレー、フェラーリ、インフィニティ、レクサス、およびGMによって製造された車両の座席を冷却するために使用される、特許取得済みの現場で実証済みの技術を利用します。それは、Feherの特許取得済みTubular Spacer Fabricと組み合わせて熱電技術を適用し、ろ過され冷却された空気をヘルメットの内部全体に自由に均等に分配します。
ヘルメットメーカーのホームページによるとアイスクリームを食べた時に起きるような頭痛が起きたり、顔の周りに涼しい環境を作り出すようには設計されていないらしい。
従来のヘルメットを使用する場合と比較して、ライド中は最大で12〜18度に保たれるようになっている。
つまり、頭をガンガンに冷やすアイテムではなさそうだ。
気になる値段は449.99ドル(4万8千円)。
まとめ
空調服の生みの親である市ヶ谷弘司氏の思いである「東南アジアの省エネ推進のため」とう理念は一体どうなっているのだろうか?
私個人、セブで空調服を着ている人たちを見たことがない。
ところで、空調服でバイクに乗ってどれだけ効果があるのか体感してみたいのだが、空調服メーカーがモニターとして服を提供してくれると嬉しい限りだ。
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