フィリピン旅行

フィリピンのシキホール島へ行く前に絶対に読んで欲しい内容記載

投稿日:2020年1月2日 更新日:

シキホール島のまとめ

 

2019年12月28日にセブを出発し、シキホール島4泊5日を終えた。

ティムに全部お任せの旅だったので、事前の準備や調査はゼロだったが、良いことも悪いことも感じたことを洗いざらい書きまくろう。

私の記憶が鮮明に残っているうちにシキホール島を楽しむための情報をまとめてみた。

 

行きはヨイヨイ帰りは。。。

2020年1月時点ではセブ港からシキホール島へ行く船に直行便はなく、一度ボホール島のタグビララン港へ寄港する。

そこで下船する客と乗船する客の入れ替えを30分ほどで行い、シキホール島のラレナ港へと向かったのだが、行きの海は非常に穏やかで揺れることなく快適だった。

しかし、タグビララン港での30分のピットインを合わせるとセブ港からシキホール島まで合計4時間の船旅となる。

波が高いと一気に苦行の旅となるのだろう。

多少追加料金を払ってでも一番先頭の広々としたビジネス席とやらを確保した方が良いと思った。

 

私が使ったツーリスト席の値段

家族3(大人2、子供1)片道合計で1975ペソ

  • セブ港からボホール島タグビララン港 大人525ペソ 子供400ペソ
  • タグビララン港からシキホール島ラナン港まで 大人700ペソ 子供350ペソ

さて、セブ島への帰りが大変だった。

シキホールを出ていきなり波が高く、船内の客達はまるで強風にあおられる木の枝のごとく上下左右に揺れまくった。

ボホールまで持つだろうか?

のっけから不安がよぎる。

幸いカワイイちゃんは遊び疲れてすぐに眠ってしまい、ティムはマイペースでスマホで音楽を聞いている。

 

リゾートギャング中国人

今回の旅では海の上でも陸でも中国人による言動がとてもストレスに感じる旅となってしまった。

船内で傘をさす中国人女性。

そして、中国人はオペラ歌手並みの声量で1人いると10人分以上の騒音を作り出す。

後ろの中国人家族が終始うるさ過ぎた。

特に子供の奇声と他動的衝動癖はちょっと病的でもあり、周りの欧米人がかなり動揺している様子だった。

ボホール島で乗客の入れ替えを行ったが、中国人家族はそのままセブへ道連れ。

フィリピンは現大統領の方針により中国に身売りをしてしまったので、これから比較にならない程中国人だらけになるだろう。

米中摩擦が広がる中で日本とフィリピンの国交た断絶されるのも時間の問題かもしれない。

 

トライシクル貸し切り300ペソ

シキホール内の移動手段はバイクかトライシクル(サイドカー付きバイク)が一般的だ。

宿まで片道300ペソと言われたが、それがボラれているのかどうかすら分からないが、地元価格だと100ペソ程度なのかもしれない。

交渉しても良かったが、たかが300ペソで出鼻にゴチャゴチャしたくなかったので素直に応じた。

港から宿までトライシクルに乗り込み約30分ほど揺られた。

シキホール島にはスーパーマーケットやジョリビー、銀行もあり意外と広い島なのだ。

黒魔術の島といえど景色は他のフィリピンの田舎と全く同じ感じ。

 

レンタルバイクは必須

シキホール島ではバイクのレンタルが盛んにおこなわれているが、可能であれば絶対に借りた方が良い!

島での移動手段が限られているのだ。

セブのようにタクシーやGRABなんて走っていないのでバイクがなければトライシクルか徒歩の2択となる。

またセブのようにハバルハバル(バイクタクシー)も声をかけてこない。

ツーリスト向けのバイクは350ペソ/日と比較的安価な相場が決まっているので安心だ。

うちはスーツケースがあったので港からバイクレンタルが出来なかったが、バックパックだけの軽装の場合、港で直接借りて最終日に同じ場所へ返却するやり方が良いだろう。

ちなみに私が普段乗っているHonda Beatは24時間で350ペソ。

大型スクーターのN-Maxだと800ペソだという。

 

初日の宿が超絶景

さて、最初の宿は「Tori's Paradise(トリーズパラダイス)」。

チェックインカウンターのあるレストランからの見た眺めが絶景。

第一インプレッションは文句の付け所のない100点!!

チェックイン時間まで1時間ほどあったので潮風に吹かれながらまるで絵葉書のような景色を見ながらビールを頂いた。

もう一生の思い出確定!

フィリピンで数えきれないほど海を眺めがらビールを飲んだが、間違いなく最高のロケーション。

ここは絶対におすすめ。

 

これからドル箱となる島

フィリピンで白い砂浜の広がるロングビーチの王様といえばボラカイ島。

そして次に続くのがボホール島といった序列だ。

白い砂はオカニ(お金)を生む。

これらは海外からの観光客がどっと押し寄せ、産業に乏しいフィリピンのGDP底上げに貢献している。

しかし、シキホール島はボホールに負けない程のポテンシャルがありながらアクセスが不便ということもあり、開発ラッシュはこれからの場所だろう。

それを見越した欧米を含む投資家たちは既に土地を買いあさっており、San Juanという最も賑わうサンセットビーチ付近の地価は最低でも15000ペソ/㎡。

フィリピンで土地を買うのはギャンブル以上にリスキー。

なぜなら役人にちょっと握らせれば他人の土地の登記簿でさえ簡単に書きが出来る国なのだ。

 

ビーチのビキニにご注意

お色気が文化のようなフィリピンだが、極端に風紀に厳しい面がある。

ボラカイ島で若い台湾人女性が際どい恰好をして歩いたせいで罰金を払ったのは有名だ。

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フィリピン人観光客がいない

ここ近年フィリピン人も盛んに観光地へバケーションに行くようになり、メジャーなリゾート地ではマニラから来たフィリピン人ツーリスト達が話すタガログ語が盛んに聞こえてくる。

ボラカイ島やボホール島はまさにその聖地だが、シキホール島に関してはタガログ語があまり聞こえてこなかった。

その理由は黒魔術とアスワン。

フィリピン人は未だに古代的な世界に生きるといっても過言ではなく、とくにお化けの類が大嫌い。

うちで雇ったメイド達は全て電気を消すとお化けが出ると言って恐れていた。

 

観光客の内訳

1 欧米人 60%

2 中国人 30%

3 その他 10%

中国人とは中国語を話す人の事で、台湾人もそこに含まれる。

欧米人も目についたのはドイツ人が圧倒的に多く、ドイツ人経営のリゾート宿も多い。

聞こえてくる言葉からして同じ西洋人でも英語圏以外のヨーロピアンが多い。

 

地元の人に聞くな

フィリピン全土で言えることだが、フィリピン人はフィリピンの事を全く知らない。

軍歌を歌う老婆、ボロボロ、蛍のいる場所等、とりあえず観光らしいことをしようと思って地元の人と出会うたびに所在を聞いたが誰も知らない。

要するに島民は観光客が求めている島に関する情報をほぼ知らないのだ。

私が生まれてから18歳まで過ごした長崎の事を全く知らないのと同じなのだろう。

だから現地で情報を集めようとしても時間のロスが激しい。

事前の調査が必要だと心得よう。

 

本当に最高のバイクロード

今回の年末年始カウントダウンをシキホールに決めた理由の一つが島をバイクで走り回れるということだった。

1週80km程度の手頃なサイズの島。

どこへ行っても道路が素晴らしかった。

Bandilaan山まで続く道はロードレースでも出来そうなオーバークオリティとでも表現したい。

山の景色は絶景で空気の美味さに感動。

 

レストランのレビュー

滞在中でとった食事は基本的にティムが事前にレビューを見ながら確認していたところが中心となった。

フィリピン人のレビューは全くあてにならないのだが、欧米人の英語によるレビューはかなりあてになる。

しかし、そういった人気のレストランは観光客向けの値段になっているので、セブとほぼ同じ価格。

人気店では料理が出てくるのが非常に遅いのでピーナツを持参してビールと一緒にやるのが得策だ。

しかし、このレストランの料理は文句なく美味かった。

情報通の欧米人が群がるのには訳がある。

 

中国人観光客の騒音が凄い

3日目と4日目は冒険してみようと、風変わりな宿をチョイスしてみた。

その冒険心が悲劇へと繋がってしまったのだ。。。

Glampiingという宿はテント式の宿。

ぱっと見モンゴルの草原が似合いそうなテントだ。

流石にエアコンは付いていないが、電気が通っているのでナンチャッテなキャンプだ。

ビーチキャンプの入門編みたいなコンセプトなので比較的綺麗なトイレやホットシャワーもある。

夜になると波の音を聞きながら眠りにつける素敵な場所。

そう思っていたのが甘かった。

半数近く中国人客が占めており、まるで闘鶏が試合でもしているかのうようなハイテンションな中国語がBGM。

さらにディスコパーティーのようにズンドコ系の音楽付き。

私は座禅で鍛えた無の境地で気にしないようにしていたが、夜11時を回ったころティムが動いた。

ちょい悪ボサツ
おい、どこ行くとね
ティム
文句いってくる It's too much!!

ティムは私より文句を言うのが得意だ。

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文句言うのはいいが、向こうは10臆を超える人口を誇る民族だ。

うかつに近づくと青龍刀でやられるのがオチだと思った方がよい。

ティム
セキュリティガードに注意させるからダイジュブだから

そうなのだ、中国人がうるさい場合は直接言うと200%喧嘩になるのでセキュリティガードに文句を言わせた方が良い。

音楽は消えたが、まだ鶏小屋を彷彿させるようなけたたましい中国語が盛んにテント内に入ってくる。

私はトイレに行くついでに様子を見たが、10m程距離があった。

中国人ってどんだけ声量があるのか?!

シキホールを含め、中国人観光客が来るような場所でテント系は絶対にチョイスしない方が良い。

まとめ

日本語で書かれたシキホールの記事には黒魔術ボロボロや滝のアクティビティ、蛍見物など定番情報で溢れている。

しかし、人気の観光スポットにはもちろん観光客がわんさかと群がっており観光客を見物しに行っているようなものだ。

観光地に行かない観光をしてもいいのではないだろうか?

ただビーチを眺めながらひたすら過ごす。

そもそも観光とは光を観るという書き、有名な観光地の写真を撮って既成事実を作ることではないはずだ。

私にとっての光とは絶景の海と風とサンミゲルプレミアムビールだった。

またバイクで島を1週するだけでも下手な有名観光地より100倍楽しい。

可能であれば中国人観光客の少ない宿をチョイスした方が良いだろう。

それと船は先頭のビジネス席を検討。

この情報がお役に立てたら幸いです。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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