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フィリピン人のスキンシップが凄い
最初に宣言するが、私は挨拶代わりに行われるハグとかキスがあまり得意ではない。
ハグという中途半端で奇妙な儀式を左脳的にしっくり受け入れられないようだ。
ところでスペインとアメリカの植民地だった影響からかフィリピンではハグやキスが日常的。
私にとってフィリピーナGF第一号だった元カノTは一般的な日本人女性と比べるとスキンシップの鬼だった。
そして、ティムも似たようなもので事故的に目が一瞬でも合うとハグを求めてくる。
私はNOと言えない典型的な日本人で、受動的にハグを何年も続けているが、頭の中では明日のブログのタイトルを考えたりしている。
他の日本人でフィリピン人パートナーのいる人の状況が非常に気になった。
ハグに関するアンケート
フィリピン人のカップルは歳をとっても表面的に仲が良い印象がある。
街の中で手を繋いで歩いている老夫婦の姿はセブの街中でもお約束だ。
フィリピン人パートナーがいる日本人は一体どれくらいがハグという異文化を受け入れているのだろうか?
先日ツイッターにて性別関係なくフィリピン人パートナーのいる方を対象にハグに関するアンケート調査を行ってみた。
日本人の方で一緒に住んでいるフィリピンのパートナー(妻、夫、恋人)のいる方ぜひ教えてください
1日にハグする回数— モト ボサツさん@子供と成長中 (@motobosa02) August 19, 2020
統計結果
1日に1回以上ハグをするカップルは54%と過半数を超えている。
これは年齢や性別を分けて調査するともっと極端に違った結果が出ていたのだろう。
思ったより少ないという声もあるが、日本人同士のカップルの場合もっと極端に少ないはず。
日本人カップルのデータ
30代から49歳までの500名の人妻を対象にハグ調査が行われ、その結果ひと月に1回以下という人が53.8%という結果となっている。
1月31日の「愛妻の日」はハグの苦手な日本人がハグで世の中を明るくする日ということで、夫とハグをするか尋ねたところ、「それ(月に1回)以下の頻度」がもっとも多く53.8%であった。「ほぼ毎日」は17.8%と2割弱しかおらず、やはり日本人はハグが苦手ということが伺える結果となった。
実際、私は外国人と付き合うまでは普通に日本人女性と付き合ったり生活していたがハグのためのハグをした記憶は数える位しかない。
文化の違い
日本人同士でのハグは照れくさい。
カナダで友人🙋🏻♂️が帰国するときみんなで見送りに行った。
それぞれ別れの言葉やハグをしてるなか、私は「じゃー日本でも元気でね!」と挨拶だけした。
すると周りに「え?ハグは?永遠の別れかもしれないよ?」と半ば強制的に促されハグ。
日本人しかも男女だと照れる🤤— みなと✈️ (@minato_hkd) February 14, 2020
日本人同士ハグをする気にならない。
この感覚は非常によく分かる。
日本人にとってハグは人前でエッチをするのと同じくらい恥ずかしいイベントである。
これは日本人同士英語を話すのがとても気まずいのに通じる感覚である。
欧米ほどコロナが広がらない理由
ハグをする習慣がないから日本はコロナに強いという根拠。
手洗い、マスク、身体接触の無さ、部屋で靴を脱ぐ、毎日のように入浴する、食事の前には手洗い、おしぼり、他人とのハグとかキスの習慣はほとんどない、さらに若者の感染リスクある場所ってほとんどないよね。。
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) April 20, 2020
他人と物理的に接触する文化がないので欧米ほどコロナ感染が広がらないのは一理あるだろう。
歴史的な背景
挨拶代わりに人間同士が抱き合うという過激な挨拶法は完全に価値観の異なる風土で生まれた儀式なのだ。
ハグの歴史を調べてみてもなかなかズバリの情報が出てこないのだが、マナーとエチケットの文化史という本の25ページで紹介されている。
フィリピンに住んでいると日本以上に色んな国の外国人と出くわす率が高い。
特に欧米人はエレベーターに乗って来た途端に最低でも目で挨拶をしてくる。
それはお互いに安全性を確認するための探りであるのだが、実際海外のエレベーターでお互い無言だと怖いものがある。
一方、日本人は狭い村社会というコミュニティーで生活する以心伝心型の思考なので「わざわざ言葉や行動で気持ちを表現しなくてもわかるだろう」と考える。
ハグは幸せの条件なのか?
日本人の幸福度が低いのはハグしないからだという理論を頻繁に目にする。
はたしてそうなのだろうか?
日本人にとってハグやキスは完全に性行為の一部としてカテゴライズされている。
それを人前で行うなんて破廉恥極まりないのだ。
カナダ人のジェフがティムにチークキスした時には「おおおい!」と心の中で吠えた覚えたある。
日本にはハグの文化はないれど、もしハグ文化が根付いたなら、絶対に、絶対に、もっと日本人は幸せになる。孤独感が減り、もっと人とのつながりを大切にできる。
ちなみに実際日本人同士が公然とハグしている姿を見た記憶が殆どない。
日本人にとってハグを通じて異性に触れるということは物凄く特別な行為なのだ。
スキンシップの多さを単純に優しさだと捉ることは一種の西洋カブレした妄想なのだ。
私は「NO」と断るのが面倒臭いからティムのハグ奴隷として1日に3回平均こなしているが、これで世界平和が保たれるならばと思っている。
フィリピン人ハートナーのいる日本人の54.6%の人は1日1回以上ハグするという驚異的な数値をたたき出しているが、きっと義務的にこなしている人の方が多いのではないだろうか?
ハグの本場である欧米はハグ中に一体何を考え感じているのだろうか?
機会があればぜひ聞いてみたい。
元カノTが昔こんな事を言っていた。
スキンシップがヘタだと言われる日本人だが、それはエッチが淡泊だと言われてしまう理由へと繋がる気がしてならない。
その2へつづく。
お楽しみに。
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