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さあブログを書こうぜ
「モトボサツ勝手にブログセブ島編」というフィリピン関連ブログ記事を書き始め7年が経過したが、すっかり「ブロガーさん」という呼ばれ方にも慣れてきた今日この頃。
これまでマニラやセブの友人知人の中でもブログをやりたいという人から色んな相談があった。
生憎、私は今時の「ITのプロ」というわけでもなく、未だに達人ブロガーに教えを請いながら発展途上の身なのだが、その分初歩的な事から取返しの付かない事まで山ほど失敗を犯してきた。
だから「こうすると良い」よりも「こうするとアウト」というアプローチの方が得意だ。
無駄に積んだ失敗歴を基に「しくじり先生」として誰かの反面教師になるべきだと思いながらブロガー生活を送っている。
ここ数年、「SEO」と呼ばれるブログの知名度を上げるためのテクばかりが脚光を浴びているが、楽して検索上位に来る底の浅い記事なんて目の肥えた人が見ると一発で化けの皮が剥げてしまうはず。
一定以上の努力と情熱をもって取り組んできた人だけが口にすべき単語だと思っている。
7年間、雨の日も風の日も台風の日(停電で近所のホテルに避難しながら)ほぼ毎日記事を書き続け、現在ではブログ村のフィリピン情報(1,012サイト中)で1位、海外生活部門(36,795サイト中)で1位という実績となっている。
仕事で受け負った記事も合わせると3000記事以上を書いた。
再現性はないかもしれないが、自分が大失敗した経験なら誰にでも応用が利くはずだ。
2020年11月12日時点でのブログ村でのランキング
ブログ村って何?
にほんブログ村は株式会社ムラウチドットコムが運営するブログのコミュニティ・ランキングサイト。日本にブログ文化を広めるこのとがその理念。2020年では100万サイト以上が登録しランキングを競っている。細分化されたランキングはカテゴリー数が多く、2015年12月時点、126のカテゴリー、10000を超えるサブカテゴリーが用意されている。 それにより、総合ポータルサイトでは見つけることの難しい同じ趣味を持つブロガーや記事を発見し易い。 ブログ村wiki
このブログ村のランキングはまるで少年ジャンプの人気投票のように世知辛く、その世界の猛者達がしのぎを削っているので私も油断するとアッと言う間に食われてしまうのだ。
底辺ブロガー時代
実は生まれて初めてブログを書いたのは2005年の事だった。
環境を変え、廃人生活から復活し、早朝ランと筋トレ、そして座禅の記録をするための日記だったのだが、同時に知らない街での孤独な胸中をつぶやいていた。
それからフィリピンへ流れつき、また再度ブログを書いたのは2012年だったのだが、その時はタイトルも内容もあやふやで迷走していた。
最初はタイトルが「モトボサツ勝手にブログセブ島編」ではなく、「在住者が語るセブ島生活レポート」だった記憶が微かに残る。
セブに住んでいるからセブの事を書けば良い。
そこは最初から決まっているのだが、美味しいレストランや日本人に人気のあるホテル情報を書けばいいのか?
思いつくままに目についたセブ島のキラキラした情報を10本ほど書いてみたが、まるで仕事の原稿を書いているようでワクワク感はない。。
しかも、全く読んで貰えないのだ!!
ライブドアブログのサーチ機能で確認しても1日5人前後が普通で、運よく10人を超えた日には一人で祝杯でもあげたくなるほどだった。
大学時代に法律の論文を毎日書きまくっていたので文章を書くのはかなり得意だったのだが、なぜ読まれないのか不思議だった。
人気のあるブロガーと自分の文章を比べてみても自分の方が劣っているとは全く思えなかった。
反応の無さにつまらなくなって書くのを止めてしまった。
まるでインターネットから村八分にされ嫌われたような被害妄想感が冷たく漂う。
ある先輩の一言で激変
途中で投げ出し8ヵ月ほど放置していたのだが、たまたま知り合った日本人の先輩からこんな事を言われた。
「お前、ブログやんないの?」
「ジャングル時代の事を書けよ。日本人のくせになんで山の中に隠れ住んでたとか皆知りたいんだよ!」
私はそこに全くピンと来なかった。
なぜなら海外生活ブログとはプール付きの素敵なコンドミニアムでゴージャスな海外生活を紹介したり、またはレストランのオーナーが客寄せコマーシャルの為にやるという固定観念があったのだ。
当時目立っていたブログは全てキラキラしており、そうじゃないとダメだと思っていた。
セブに関する鉄板キーワード
#底抜けに明るいフィリピン人
#ホスピタリティ溢れる
#セブは特別に治安が良い
#訛りのない素晴らしい英語
それを絶対誰も憧れないような泥臭いジャングル生活やフィリピン人に騙されたり殺されそうになったりした記事なんてまず読まれないと思ってしまったのだ。
セブの事を治安が悪いなんて書いたら観光客商売をしている人や某団体から袋叩きにされてしまうんじゃないか?
しかし真実を伝えるべし、どうせダメ元だともう一人の自分が囁く。
それは座禅に励んでいた頃の自分だった。
どうやら自分の中に眠っていた菩薩が出て来たようだ。
色即是空、空即是色。
半ば騙される覚悟でタイトルも「元菩薩(モトボサツ)」に変え、ジャングル時代の出来事をダイレクトに記事化してインターネットの海へ放りこんでみた。
それからその先輩はこう続けた。
「ブログ村に参加しろよ」
私はかなり抵抗があった。
名もなき小市民である自分なんかが出しゃばっていいのか?
その辺のカレンデリアのキッチンスタッフが血迷ってミスユニバースに立候補する位大胆だ。
出る杭は打たれると教わって育った口だし、狭い村社会セブで妙に目立ってしまうのがなんとなく嫌だった。
先輩は煮え切れない私に対し呆れながらこう言った。
「目立つのが嫌ならそもそもブログなんてやんねぇ方が良いぜ!」
それは一理ある。
言われるままブログ村のセブ島情報というカテゴリーに参加してみたが、もちろん底辺もいいところで、上位10位に入っているブロガー達がまるで「鬼滅の刃」の柱みたいに見えた。
どうやったらあんな所へ高い所へ行けるのか?
皆目見当もつかなかった。
事件が起きた!!
セブ島情報のランキングに激震。
50位以下だったはずの自分がなんと15位まで上がったのだ。
感動というよりも一体どうやって私の記事が発見され読まれたのか魔訶不思議だった。
それからグングンとランキングは上がり続け、1週間もしないうちに何とセブ島情報で1位となってしまったのだ。
嬉しいというよりも怖い。
名もなき小市民の自分が恐れ多くも柱の世界に迷い込み、しかも1位の椅子に座ってしまった。
まるでバサックに住むデビューしたてのビキニバーガールがベテランGROの太客を間違って捕えてシャングリラのスイートルームに連れて行かれ、レストランで好きなもん食えと言われた時の戸惑いに似ている。
生まれつき遠慮がちな性格が音を立ててざわついた。
そして、セブ島情報ランキングで1位を頑張って続け、こんどはフィリピン全土で凌ぎを削るフィリピン情報へとステージを移した。
セブ島情報では300名弱の参加者だったが、フィリピン情報は1000名を超えている。
最初は10位以内に入るのも難しかったが、ブログファンの人から喜ばれる記事のヒントを貰いつつ徐々に順位を上げて行ったのだ。
モトボサツ流マーケティング
どんなに仕事が出来ても上司から評価の低いサラリーマンでは意味がないように、どんなに良い記事を書いても読んでくれる人がいなければ自己満足度だけで終わってしまう。
つまり、自分の書きたい記事と読者が喜ぶ記事は違うということを自虐的ままでに念頭に置きながら記事を書くべきだろう。
時々、「ブログ読んでますよ~」と声をかけて貰ったら必ずやることがある。
そう尋ねると本当のファンなら具体的に好きな記事のタイトルや内容を覚えているものだ。
そして読んだ時の場所や心境まで語ってくれるのだ。
ジャングル生活で「元カノTの弟と闘った記事」がスリリングで面白く、それを読んだあとのテンションのお陰で商談が上手く行ったという人もいた。
某アセアン国で商売が上手く行かず打ちひしがれていた時に私のブログを読むのが心の支えだったという人もいた。
もし「フィリピン嫁の実態」が好きという人が多ければ、ティムネタを濃くしたり、手癖に悪い「メイド」記事が好きだという人の反応が強ければ、エグいヤヤの実態を書きまくった。
決して美しくない「俺のセブ島生活」の闇。
自分の運が悪いのか、必要以上に散々な目にあった黒歴史をダイレクトに描写してきた。
ティムと出会う前は異種格闘技戦を行う戦士のように現地産のワイルドなフィリピーナと毎晩ベッドの上で戦ったりもした。
それを職場でニヤニヤしながらノンフィクションなエロブラック記事を読んでいるファンの顔を眼がしらの奥に浮べながら書くのだ。
よくブログもユーチューブも商売もそうだが、誰に喜んで貰いたいのか低迷しているうちは上手くいかない。
年齢、職業、性別はもとよりその人の人生観や劣等感までも意識して読者を想像することが大切だと思う。
逆打ちにこそ活路がある
常識を常に疑いレッドオーシャンで戦わないということも大切だ。
つまり逆打ち。
先日、バギオカントリークラブでミスユニバースのフィリピン代表を決める大会が行われた。
良妻賢母の郷として名高いイロイロ市代表のインド系才女が代表権を勝ち取ったが、整形疑惑を叩かれフィリピンのクラブメンタリティー(這い上がろうとするカニを他のカニが引きずり下ろす心理)ぶりをうかがわせた。
美を競う世界だが、面白さで目立ったのがマニラ市代表の女性。
避暑地であるバキオはかなり気温が低いのだが、インタビューで「エアコン切って貰えますか?」で大爆笑されメディアの心を掴んだ。
それから優勝したインド系美女よりも目立ちテレビに引っ張りダコ。
美女の産地フィリピンだが昔からブス揃いで有名なのがマニラ市😱 ミスユニバース国内大会で面白キャラを振りまき その後テレビに引っ張りだこという真の勝者となった #レッドオーシャンで戦うな https://t.co/wuH69oFjOg
— モト ボサツさん@子供と成長中 (@motobosa02) November 8, 2020
美女の産地フィリピン。
しかし、全部が全部美女というわけではないのは現地へ行ってみればすぐに分かる話。
特にマニラ市は昔から日本だと名古屋並みにブス揃いで有名な地域だが、マニラ市で最も美しい女性でもラテンサンクチュアリと言われるビサヤ地区に比べるとコメディアンにしか見えない。
彼女の凄さはスカした美の世界でわざと似つかわしくない路線で目立つ。
女優ではなくコメディアン路線を突っ走る覚悟が出て来ていたことだ。
私のブログは正にこのマニラガールと袂を同じくし、キラキラした世界はセブポットや俺のセブ島留学にお任せ。
自分は誰も見せたがらないセブの闇にスポットを当てることにしたのだ。
明日は「ブログって稼げるの?!」という気になる話題とブログを始める前に気を付けるべき点について述べたいと思います。
ぜひお楽しみに!
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