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セブマクタン5星リゾートホテル|デュシタニ(Dusit Tnani Cebu)ちょい辛レポート

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2013年~2016年 モトボサツ勝手にブログセブ島編 カテゴリー別

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【シーズン1】モトボサツ勝手にブログセブ島編|カテゴリー別記事

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マリパヨンバゴントイッグ(新年おめでとうございます)

我が家はここ5年ほど年末年始のカウントダウンを海辺のリゾートで過ごす習わしが出来ているが、昨年は黒魔術の島シキホールで最高の年越しを行った。

あの島は時間を作ってじっくり散策したいと思わせるものがある。

今年はティムの希望はカモテス島だったのだが、この時期に遠方へ行ってしまうとまた突然のロックダウンでしばらく幽閉されかねない。

2019年に竣工した最新の「Dusit Thani Mactan Cebu Resort(デュシタニ マクタン セブ リゾート)」を利用することにした。

安全を期して近場のマクタン島で年越しカウントダウンを決定。

ニューイヤーパッケージで1万ペソ。

通常2500ペソのディナーブッフェと1000ペソの朝食が2名分ついている。

大人2名で7000ペソ分の食事がついて海の見える部屋代が3000ペソという内訳だが、そこは数字のマジック感を感じないわけでもない。

セブ最高と言われたラディソンブルーのディナーブッフェも2000ペソ未満。

2500ペソの価値がディナーブッフェにあるのかどうか?

しかし、本来の利用客は原価が分からない外国人ツーリスト。

ボッタくりの値段設定がされているはずなので相対的にとりあえずお得なプランという建前だ。

大晦日現地へ行ってみると思ったよりも日本人利用客が多く、個人的な知り合いとも3名遭遇した。

考えることは皆さん同じとうわけか?

 

 

家内安全を花火を見ながら祈願

フィリピンはクリスマスとカウントダウンでは花火がつきものだが、ニューイヤーに突入した瞬間、各地で一斉に花火が打ちあがる。

マクタン島という対岸からセブ島で上がる花火を全体的に眺めるのもかなり趣深いショータイムだった。

日本で過ごしてきたときに神社への願い事に家内安全という言葉を安易に見聞きしたが、コロナウイルス騒動で家内安全の意義を身に染みて感じている。

家族の身に大事がありませんように。

 

デュシタニ マクタン ちょい辛口レポート

2020年の体験としてコロナ激安プロモを利用し、それまで無縁だった5星高級リゾートホテルを体験宿泊してきたが、今回のデュシタニは結果的にマクタン島5星ホテルの中では最低のクオリティという個人的な評価となってしまった。

180度海を眺めることができる部屋といえば聞こえが良いが、工期に追われヤケクソでやっつけた感じが濃厚過ぎて誠に残念!!

外から見える外観はやけに立派だが、室内があまりにB級過ぎた。

リピーターは要らないという算段か?

まあ、逆に言えば、安い原価で最大の効果を得るためのコスパ狙いの知略を感じる。

売るためのアドバンテージと利用者客にしか分からない闇の部分を下記にて公表してみたい。

 

売るためのアドバンテージ

ロビーと海の見えるバー

エントランスを入った瞬間、ハイセンスなリゾート感を彷彿させる奥行きと風通しのよいロビーが広がる。

海を正面にカウンターバーとその気にさせるテーブルが並び、多機能なデザインが光る。

一般的にホテルの構造はポンと正面にロビーが待ち構える形となっている所が多いが、ここは少し変則的に右側に隠れた演出が施されている。

こんな所でぜひ朝から優雅に自分の為の時間を謳歌してみたいと思わせるセッティングには脱帽。

 

リゾートの王道インフィニティプール

 

まず、ウエブページやパンフレットに華々しく南国リゾートらしさを訴えることが出来るアイテムはプールだ。

海とシンクロするように横たわる100mのインフィニティ―プールはまさに圧巻。

その存在感で素敵な南国リゾートなイメージが一気に広がるはず。

 

立派過ぎるスポーツジム

セブマクタン島の5星ホテルにはジム施設は必須だ。

しかし、わざわざ短期のトラベル滞在で運動不足になる客はおらず、あくまで見劣りさせないための飾りに過ぎない。

だからどのホテルもオマケ程度の小規模なジムを設置している。

そんな中、ここはホテルにしては大げさと言える規模のジムが備わっており、迫力のある100mプールと並びかなり特徴のあるインパクトだ。

無駄に立派なジムをあえてチョイスし他のライバルホテルに比べて大きな差別化となる。

一見どうでも良さそうなところが凄いと基本的な部分もきっと凄いはずと勘違いさせる心理効果がある。

 

ネガティブな要素

 

部屋に入ると、拍子抜け。

まるでB級コンドを彷彿させる安っぽい家具と水平になるべきものが明らかに斜めについている冗談のような仕上げ。

プロが施工したとは口が裂けても言えない雑さが目立つ。

フィリピンあるあるなタイルの目地からはみ出すモルタル。

ピッタリくっつくべき壁の材料は終いには隙間が出来たまま無理やり固定されている。

ほぼ存在意義を感じない駄作なテレビのカバーだが、残念ながらテレビと枠の隙間が㎝単位で斜めにズレている。

これがもし大金はたいて買った自分のユニットだったら発狂するレベルだ。

我々が滞在した部屋が特に大外れだとも思えないのが、エレベーターのエッジも既に割れており、1Fのトイレの角もゲバゲバに剥げている。

たった1年しか経っていないのに20年以上経過したような風化ぶりは凄い。

 

考察とまとめ

見えない所が大幅にケチってあると騙されたような気になってしまうのが消費者心理。

フィリピンだから仕方がないという言い方もあるが、それはフィリピンに対して失礼な気がする。

施設は顧客目線で精いっぱいやっている施設もあると信じる。

スタッフのサービスは良かった。

セブに無数に存在する3つ星シティホテルよりも教育はしっかりなされており、さすが5星ホテル。

嫌な感じは一切なかったが、あれだけ客室の原価をケチってあると給料もシャングリラやクリムゾンより低いのではないだろうか?

と妙に穿ったことを考えてしまう。

ホテルの真価はサービスとメンテ。

年末年始で不衛生な客が一気に増えたせいもあるだろうが、プールの水が濁っており、鼻水っぽい有機物がクラゲのように浮かんでいた。

循環システムをケチったせいで上手く汚物が除去されていない印象を持っている。

現在の所、最新の5星ホテルということでセンセーショナルに目立ってはいるが、宿泊する前に他の方のレビューも合わせて確認することをおススメしたい。

希望的観測としては酷評を糧に素晴らしく改善し、シャングリラを凌ぐホテルとなることを期待したい。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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