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2013年~2016年 モトボサツ勝手にブログセブ島編 カテゴリー別
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【シーズン1】モトボサツ勝手にブログセブ島編|カテゴリー別記事
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6割以上が家計簿をつけない生活
先日の記事では、これまでの人生で家計簿をつけた事が一度もない事を告白した。
では他の人はどうなのか?
ほぼ几帳面なA型で構成される日本人はさぞかしレシートの保管からデータインプットまできちんと行い、資産状況を細かく把握しているに違いない。
その仮説を証明すべく、ツイッター上でアンケート調査を行い、74名の方にご協力頂いた。
そして、意外な結果となった。
アンケート結果
家計簿つけてる人いますか⁉️
どんな方法?— モト ボサツさん@南国ノンフィクションブロガー (@motobosa02) May 13, 2021
家計簿アプリ📱
21.6%
エクセル等pc💻
8.1%
手書き✍️
5.4%
つけてない🙉
64.9%
私もこれまでは家計簿を付けない側だった。
なぜ自分が家計簿を付けなかったのかを冷静に振り返ってみた。
- 家計簿をつけたところで収入が増えるわけでない。
- 平均的な所得の範囲で生活する分には気にする意味がない。
- 必要な物を買っている(つもり)なので分析しても時間の無駄。
- そもそも面倒臭い。
家計簿を付けない本当の理由
しかし、私を含む大半の人が「家計簿を付けない」ディープな理由は他にある。
つまり、罪悪感だ。
人間の習性として現状にプラスされることは大好き。
収入に関する話題も、毎月ナンボ稼いでいるというプラスの話。
物を買うのもアイテムがプラスされるから大好き。
Amazonや楽天で探している最中は正に至福だ。
しかし、レシートの山は見たくない。
それが生活必需費用かどうかは別として、減る話はとてもイヤなのだ。
感覚的に罪悪感しかない。
だから心が痛い事から目を背けたい。
深層心理の無意識レベルで逃避本能が働いていると思われる。
フィリピンの事情
日本では4割弱の人が何かしらの手段で家計簿をつけて毎月の収支を把握しようとしているが、フィリピンで家計簿をつけている人を見た事がない。
企業の会計や税務処理もいい加減で正に「ごっこ」の世界。
レジの金額も適当なのでお釣りの代わりに見せに置いてある飴玉をくれたりする。
もちろん商品とお釣りの科目振替なんで100%やるわけがない。
フィリピン人が家計簿を付けない理由は数字に弱いからというのは歴然としたことだが、あの人達が家計簿をつけるとフィリピン社会は一気に変わるだろう。
そうなると困るのは資産家。
庶民の浪費癖で成り立つフィリピン経済。
人々を欲望の引き金であるドーパミンに操られる歩く本能にしておくのが都合が良いのだ。
大卒の語学学校の講師の実態として銀行口座を持っていない人が8割を超えた。
理由は1万円未満の最低預金残高を維持するのも辛い。
残高があるのに使えない理由が理解できない。
彼らの生活環境や経済観念は、我々とは大きく異なる。
フィリピンの男性の平均寿命は実質60歳前後。
私の大学の教え子たちとはフェイスブックで繋がりがあるのあが、彼女たちの父親がはここ数年で頻繁にパタイしている状況が分かる。
親が60歳付近で亡くなる自然界。
日本のような「超長寿国」と違って、老後の生活費や医療費はさほどかからない。
いや、かけたくてもかけられない。
若く元気なうちに好きなことをして、年を取れば、死んでサンタマリアという考えが浸透している。
老後に備えて蓄える必要性を感じず、スマホはフェイスブックとブロック崩しゲームのためだけにある。
そこに家計簿アプリを入れて管理なんて絶対にありえないだろう。
コロナで世界は一寸先は闇という事を認識したが、フィリピンは最初から何が起こるかわからない闇の世界。
イスラム反政府ゲリラとの闘争は日常的に繰り広げられる。
銀行や航空会社も平気で経営破綻。
将来を心配するより、今あるお金を自分や家族のために使って、人生をエンジョイするほうがいい。
フィリピン人と生活して得た唯一のことは人生は思ったより短く人は簡単に死ぬということだ。
だから私の人生にできるだけ楽しもうという理念が生まれた。
それでも地球は回る
将来のために切り詰める日本字。
しかし、6割以上の人が家計簿をつけていない驚愕の事実。
家計簿をつけていない人が6割強という結果は、あくまで私の問いにご協力頂けた74名の方のものであるが、この対象が大規模に膨らむと更に増える可能性がある。
つまり、ツイッターを扱っている人は基本的にデジタル生活に親しんでいる人であるはずなので、家計簿アプリ等で手軽に管理が出来る環境にいるのだろう。
もっとアナログな世界をベースに生きている人がアンケート対象に加わると反家計簿派の濃度は当然濃くなる可能性が高い。
結果的に家計簿を付けなくても生きていける日本。
だから「ぜひ楽しくアプリで家計簿をつけましょう」と言う気もさらさらない。
ただ、浪費癖のあるフィリピン人配偶者に持つ人には有効だ。
スマホ大好きな人達に家計簿アプリを使わせゲーム感覚で支出に感心を持たせる。
支出を減らし残す楽しみを見出させたら勝ちだ。
私が使い始めた「Money Forward me」は英語版もあるようなので、ぜひうちのティムにも使わない楽しみ(残すゲーム)を感じて欲しいと思う。
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