コロナ帰国後の生活 日本vsフィリピン

日本人がフィリピンで不用意に運転しない方が良い理由|「パッシング」の意味の違いがやばい

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2013年~2016年 モトボサツ勝手にブログセブ島編 カテゴリー別

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【シーズン1】モトボサツ勝手にブログセブ島編|カテゴリー別記事

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フィリピンと真逆な日本の交通マナー

かつてフィリピン生活の大先輩がこういった。

 

「ボサツさん、ここは義務の伴わない権利主張の塊だから」

 

フィリピンで生活をしているとその言葉が頻繁に蘇るよう出来事に遭遇する。

国際競争力はゼロに近いのに日常生活の競争力は半端ない。

例えば車を運転している時も道を譲ることを頑なに嫌がる。

他人に道を譲るという概念がなく、誰かが自分の前に入ると単純に敗北者という位置付けのようだ。

4月からサイクロン号を手に入れ日本の一般道を走りだした。

フィリピンのやり方との違いを如実に痛感する。

パッシング。

先日、大通りから右折する際、20M向こうから来た車にパッシングされた。

しかし、微妙に徐行しているぞ。

アドレナリン分泌と同時に記憶の奥底に埋もれていた断片的記憶が繋がった。

そうだ。

日本では誰かに道を譲る合図としてパッシングライトを点灯させるのだった。

フィリピンでは道を譲るという概念がない。

国家規模での国際競争力は世界底辺だが、日常生活の個人レベルでは競争心むき出しのフィリピン人。

コンビニのレジも油断していたらサッと横入りされる。

車の走行中のパッシングは正にその象徴で「俺様が通るぞ、そこどけ!」と走る権利主張。

 

 

余談だが、自動車用語の本場である欧米では「Passing(通過する)」、前を走っている車に対して「先に行きたいので道を譲ってほしい」という意義から来ている。

そこからの応用としてフィリピンでは頻繁にパッシングをし、他車に向かって自分の道路占有権を主張するのだ。

だから交差点や脇道からの車に対するパッシングが譲るサインとして使われるのは日本の中で独特に育まれたガラパゴスマナーである。

ようやく最近パッシングされた時に譲られている実感が湧いてくるようになった。

その時に忘れてはならないのがお礼。

これも遠い記憶がうっすらと繋がり始めたことだが、日本特有の交通マナーシリーズとしてお礼または謝罪をする際のハザードがある。

車間距離があまりない状況での車線変更や、相手に若干迷惑がかかったような状況で2度ハザードを見せるあの儀式。

私はフィリピンの事しか分からないのだが、日本人は譲って貰った時にハゲしくお礼を表明する。

たとえ元ヤンでたばこ吸いながら運転している茶髪ギャルママでも素通りは稀だ。

 

イノセント
ボサツさんのサイクロン号にはハザードないでしょ?
モトボサツ
大変遺憾に思います

 

 

そういえばバイクにはハザードがない。

なぜだろう?

ハザードによるお礼やお詫びが出来ないではないか。。。

 

一方フィリピンでは運転中に他車へ譲ると当然の権利とばかり入ってきて進行方向しか見ていない。

あの様子では譲って貰ったというより単にラッキーと思っているだけなのだろう。

これは大げさではなく、本当だが、14年間のフィリピン生活でこちらが道を譲った際「ありがとう」と手を上げたり、挨拶がてら警笛を鳴らす行為には1度も遭遇したことがない。

よくフィリピンはアメリカから義務を取り除いた国だと揶揄される。

アメリカの映画でよく見かける愛想のないレジのスタッフや暇さえあればサボろうとする底辺ワーカーの様子はまさにフィリピンそっくり。

しかし、交通マナーに関しては別次元。

アメリカではシグナルを出して本線への合流を意思表示すれば必ず入れてくれるそうだが、フィリピンは逆に車間を詰めて絶対に入れない意思をこちらへアピール。

ゴミのポイ捨てもそうだが、フィリピンはマナーが稚拙な国である。

 

まとめ

日本は日本社会の中で作られた独特のマナーやルールが存在する。

道を譲り合う事やその際のサンキューハザード。

平和に過ごしたい集団農耕民族のDNAが今なお気付いているのだろう。

しかし、その感覚のままフィリピンへ行くとやばい。

なぜパッシングしながら突っ込んでくるのか?

なぜ入れてあげたのに素通りなのか?

なぜ誰も入れてくれないのか?

日本の文化が異様なまでに他者への配慮の塊である故、その真逆を行く個人主義国家フィリピンとのコントラストが痛すぎる。

 

追伸

最近アミーゴ2号を入手したのだが、早速パニック。

長年左ハンドルの車に乗っていたのでウインカーを付けつけたらワイパーがグワっと作動する。

フィリピンと日本では左右のレバーが逆なのだ。

慣れるのにあと半年?

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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