フィリピン人がガチで反応するのが扇風機。
扇風機は英語でElectric fan(エレクトリックファン)だが、日本語でセンプーキと言うと女性は恥ずかしそうに頬を赤め、男性は目を輝かせる。
具体的に言うとセンプーキのプーキ部分に強く反応しているのだ。
プキはフィリピンでは女性の陰部を意味するスラングとして使われている。
センプーキという呪文を唱えると相手によって反応はまちまちだが、それによって脳はが乱れるのは確かだ。
ところで、先日その魅惑のセンプーキが壊れたので、SMの家電コーナーまで買いに行った。
無駄にスタッフがいるのだが、システムが複雑すぎて商品を購入するまでに2時間かかる。
1 商品を選び、在庫を確認してもらう
どうせどれ買ってもすぐ壊れるので適当に目に付いたAsahi製をチョイス。
その辺に溜まっているスタッフにパパリッタコ アニ(コレ頂戴)と告げた。
スタッフは在庫チェックしてくるといってその場を去ったが、この在庫チェックが非常に長い。。。
30分経っても戻ってこないのはザラだ。
他の客も在庫チェックで呆然と待ちぼうけ中。
ひょっとしてあのスタッフはもう二度と戻ってこないのではという不安がよぎる。
もう駄目やね。。。と思った瞬間スタッフの男性が在庫をかかえて戻ってきた。
センプーキは非常に重いので3人がかりで箱から出さなければならない。
2 試運転の儀式
それからちゃんと動くかテストをする。
日本ではテストなんてする店ないが、フィリピンではこの試運転は重要度五つ星。
3 キャッシャーへ行き支払う
テストが終わったら、一番奥のコーナーで支払う。
そして領収書にサインをし、その用紙をもって次のコーナーへ移動する。
4 領収書チェックと商品の引き渡し
商品を渡す前に領収書の金額と中身が適合しているか入念にチェック。
5 ガードマンチェック
日本では支払いを済ませ領収書をもらい商品を受け取ったらそのまま家に持って帰れるのだが、フィリピンは許されない。
ガードマンが商品と領収書が合っているかをかなりシツコク確認する。
店ぐるみで悪事を働くケースが多いので、このガードマンが最後の砦だ。
まとめ
一つの作業を3名のスタッフが行うとはなんて贅沢なんだろうか。
子供の面倒を見るヤヤも3人子供が居れば3人雇うのがフィリピンの発想。
たかがセンプーキを買うのに5つの工程を経て2時間かかる濃厚な時間。
これをイライラせずに楽しめるようになったらフィリピン1級。
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