日本人とフィリピン人の違いの一つが原価率へのこだわり。
「これってさ、原価率低そうだよね。。。」
日本の消費者はフィリピンの消費者に比べてかなりうるさい。
フィリピンでは今あるオカニで一体何が買えるかが大事だ。
売上原価 ÷ 売上高 × 100
当たり前だが、安く仕入れて高く売るのが商売。
商売は時として勝敗という言われ方もする。
まるで狐と狸の化かし合い。
一方、安ければラッキーと思ってどんどん韓国車を買ったりするフィリピン。
売る側の事へ気が回るのは40年先か?
原価率。
店=低い 〇
客=低い ×
ところで、アヤラのバーガーキング。
ジョリビーと比べて客が少ない。
だから時間が無い時にはバーガーキングだ。
普通の人は入口から真っすぐカウンターへ向かって進み、突き当たって商品パネルを眺める。
空気を読めないスタッフを配置し、客にジックリ考える時間を与えない。
5秒から7秒の間に決断を迫られる。
選択肢は正面パネル5~6枚だ。
赤いのを買わせたいのがミエミエだ。
殆どの客は200ペソ前後の高いバーガーを買う事になるのだろう。
199のチーズだけやたらベロっと出たのより右端の219の方が当然ゴージャスに見える。
その差わずか20ペソオンリー。
たった20だったらゴージャスなのいっとこうか!
そんな単純な設計なのだろう。
誰も見向きもしないような端にひっそり佇ずむ地味バーガーが気になった。
KTVでのショーアップ選びと根底の心理が同じ気がする。
アリーナで言うところのセブガールに相当しそうな地味で安いバーガーセット。
そこにロマンを感じるフィリピン変態野郎チームAは多い。
私はそのグループをセブガールセットと名付けた。
99ペソで、バーガーとポテトとコーラが付いてくる。
どうせどれ食っても癌になってパタイ(人間の最後に訪れる儀式)ぬのなら安い方が良い。
私はCHICKEN NUGGET BURGERを注文してみた。
日本並みに直ぐ出て来た!
そして大きさも全然普通。
219ペソのマニラガール買うか、それともチョット地味な99ペソのセブガールを2つ買って自己満足的に満腹になるか。
フィリピン変態野郎チームAだったら速攻で後者だろう。
しかし、なんでそんなに安いのだろうか?
別にこの99ペソを客寄せパンダに使っているわけでも無いし。。。
単にアホなのか、それともダブルデッドのヤバイ鳥使ってるのか。
何も考えなければ得した気分。
アナタな~らどうする♪
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