フィリピン運転免許

【放置国家】なななんと、交通ルール試験で9000人中たった7人だけしか受からない恐るべき状凶

投稿日:2018年12月10日 更新日:

セブの路上はキリングフィールドだ

日本人がフィリピンという放置国家に対し「脅威と妙な魅力」を感じるのは、義務を伴わない自由奔放な権利主張の姿。

それは日本と真逆の刺激なのだ。

もし利害関係がネガティブに働かなければ底抜けに明るい陽気な人々と表現され、逆にダメージを食らうと「このサルどもめ」となってしまうのだ。

そのネガティブな側面が顕著に現れるのがセブの交通ルール。

初めて来た日本人が空港からセブ市内へ移動するときに必ず度肝を抜かれるのが無茶苦茶すぎる車の運転マナー。

車のシートへ体を押し付けながら「おおお!」と仰け反っているシーンをよく見る。

うわっ!これ日本でやったら絶対喧嘩になりますよね!?

日本社会からマナーやモラルという添加物を排除するとフィリピンのようなピュアな国になれるだろう。

運転免許証は買うもの

フィリピンの運転免許取得に関しては日本のような徹底した教習所による講義もプラクティスもないので単にオカニを出して買う感じ。

ちなみにうちのティムは免許を手にした時にアクセルとブレーキの存在すら知らなかった。。。

内輪差に関しても知識がなかったのでアミーゴの横っ腹をガソリンスタンドのポールに2度ヒットさせたこともあった。

特に路上は強い者だけが生き残れるキリングフィールドだ。

私はアミーゴ亡きあとサイクロン号に乗り換え、日々路上で戦っているのだが、何の合図もなく突然止まってまた走り出すジプニーや牛のようなスピードで道路のど真ん中を占領するトライシクルには辟易する。

タクシーやハバルハバル(個人バイクタクシー)は常に客を探しながら運転しているので、これも突如として止まったり亀みたいなスピードで徐行するのでイライラの素だ。

またウインカーをつける車はおそらく全体の5%未満で,他車の動きが全く読めないのが怖すぎる。

特にバイクはパティオンマシーンだ。

脇目もふらず自分の行く方向だけを見つめて突進する。

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交通ルール9000人中7名だけが合格するレベル

過去2年間で実施されたライダー向けの交通ルール試験にパスしたのは9000名のうちたった7名だったとのことだ。

しかし問題なのは落ちた人間をそのまま路上へ放置するフィリピンの低偏差値行政。

セブの市街地から少し離れるとヘルメットはかぶっておらず、もっと行くと免許も持っていない小学生が自転車でも乗るような感覚で猛スピードでバイクを運転している。

自分に実害がなければこれほど面白い国はない。

日本のタクシーの運転手は1日2度ヒヤッとするらしいが、1日のうちで私は数えきれないほどヒヤッとする。

冷や汗を含む変な汗でヘルメットの中はジュクジュクだ。

セブで車とバイクを運転するようになって8年ほど経つが、未だに予測もつかない動きにイライラしっぱなしだ。

セブでの運転はぜひお勧めしません!

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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