余計なお世話@セブンイレブン
先日カワイイちゃんを連れて近所のセブイレブンへ行った時のこと。
アニメキャラクターのおまけ付きのお菓子があった。
キティちゃんとかアンパンマンとかアニメキャラのお菓子はやたら高い。
ちょっと遠慮がちにそういった。
恐らくティムだと「ダメ!」だと一蹴している場面だろう。
毎週末セブンイレブンで子供の欲しい物を言われるままに買ってあげるダメな父親ぶりを発揮する。
私の選んだレモンウォーターと共にレジへ商品を持って行った。
レジにはフィリピーナのスタッフがいた。
年のころはそうさのぉ28歳位か。
突き出た腹をみて一瞬妊婦かと思ったが、ライスとコーラのやり過ぎなだけだろう。
店のスタッフは無造作に商品を掴むととっさにこういった。
「これ200ペソするけどダイジュブ(大丈夫?)」
周りの客も驚きながら私の様子をうかがった。
私は眉を一瞬だけあげてサインを送った。
日本では高い商品を客に買わせないスタッフなんて速攻でクビだろうがフィリピンではかなり一般的だ。
余計なお世話@セーブモア
昼食べた高級バーガーの玉ねぎが効きすぎて、口の中が玉ねぎ臭かったのでマウススプレーをスーパーで買おうとした。
レジに商品を持って行き、ピコっとバーコードリーダーに商品を当て値段がモニターに表示された瞬間、またまた同じく余計なお世話が始まった。
「ホイ104ペソ!? マハル カーヨ(高すぎ)」
レジのスタッフは反射的に独り言バージョンで呟いた。
謎のマウススプレーごときが104ペソなんて信じられないのだろう。
フィリピン人はあまり口臭を気にしないのでたかが口臭予防のためにこんな高いもの買うなんてJollibeeに行けると顔に書いてあった。
40年前の日本
私が小学校へ上がる少し前、父親に連れられて近所のスーパーへアイスクリームを買いに行ったことがある。
アイスクリームボックスの中には色んなアイスクリームが入っていた。
30円~50円程度の価格帯の商品が中心だったが、隅のほうにレディーボーデンがいくつか置いてあった。
※レディーボーイじゃありません
レディーボーデンを父親が掴んだ瞬間、店の女性がこういった。
「あ、それ高かですよ!」
父親はプライドを粉々に砕かれた様子だ。
「これでヨカと!金はもっとるけん!!」
プンプン怒りながらそう言い切った。
実は父親がレディーボーデンを握った瞬間、私もちょっとビビった。
そして心の中で「あ、それ高かばい」と店の人と同じようにつぶやいたのだった。
つまり、店の女性と5歳児の脳内構造はほぼ同じだったということだ。
昭和48年の日本は今のフィリピンと同じで5歳児と大人の思考回路があまり変わらなかった時代なのだ。
そして、シニア層から「昔の日本を思い出すよ」と言われるフィリピン。
やはり大人と5歳児と脳内構造がほぼ同じ部分も共通している。
フィリピンでありえないことが頻繁に起きると思うが、どうしても我慢できないほど腹が立ってキレる寸前にぜひ私のストーリーを思い出してほしい。
あなたは名探偵コナンの逆バージョンで「大人の皮をかぶった5歳児」を相手にしているのだ。
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