行列の出来る店

セブ島ビジネス最前線|ナンチャッテたい焼きでフィリピン人を釣る「タイガーまんじゅう」

投稿日:2020年9月14日 更新日:

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セブで行列の出来る店

フィリピン人が連日ズラっと行列を作る店といえばセブのSMシティに昔からある「もし饅頭」が有名。

これはあからさまに浅草の人形焼きのパクリだが中身に大きな違いがある。

一口食べたら一瞬で胸やけする程甘いのだ!

ぱっと見、日本人がやっているお店だと思いがちだが、看板にはしっかりコリアンケーキと書かれている。

さすが日本を模倣してフィリピンで上手い事やるのが韓国流だ。

ところで、フィリピン人といえば甘い物が大好きだが、特に庶民層は日本人が絶対に受け付けないレベルの激甘スイーツが大好き。

従って日本と同じ味付けのケーキを食べさせると途端に不満そうな顔になる。

 

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【セブ島行列の出来る店】庶民が群がるブース店の王者「もし饅頭」浅草の人形焼きのパクリ

ブース店の覇者 いつ見ても行列の途絶えない店として有名なこのMoshi Manju。 昔はこのブースの中にミニ工場があっ ...

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人形焼どっさり60個 20個入り×3袋

 

タイガー饅頭

ナンチャッテの人形焼きで大成功している「もし饅頭」に続き、昨年セブに登場した「タイガー饅頭」というものがコロナ後期のセブで人気を集めている。

 

 

これはたい焼きの丸パクリだが、やはり韓国人によるプロデュースだ。

昨年ITパークのアヤラにオープンした「タイガー饅頭」。

何も考えずにたい焼きだと思って食らいついたがその後胸やけが24時間止まらなかった。

そしてパークモールにも「タイガー饅頭」が登場しにわかに人気を集めている。

やはり激安&激アマという餌の条件さえ揃えば大量の庶民フィリピン人を釣り上げる事が可能なようだ。

しかし、実はもう一つ大事な条件がある。

それは1個のサイズが小さいということ。

例えばフィリピンで昔から流行っているストリートフードといえばタコの入っていないタコヤキだが、庶民ウケする条件として一つのサイズが小さいという点が合致している。

フィリピン人の気持ちとしては、立派なたい焼き一匹を食べるよりも雑魚サイズのものを4匹食べた方が満足度が高いのだ。

だからお土産で貰った北海道の白い恋人もフィリピン人に渡すと袋の上からバリバリ割って食べる。

 

日本のたい焼きのサイズは大きいのでワンプレートから2匹しか作ることが出来ない。

 

日本式のたい焼きプレート

 

激甘&小型という条件。

10個で100ペソという売り方が可能となる。

客側としては10個も食えるという満足感を得ることが出来るのだ。

「もし饅頭」を成功させた韓国人はフィリピンで売れるためのマーケティングに理論的に成功しているということだ。

 

庶民系フィリピン人のマーケティング

  • 100ペソ以下で箱買いが出来る
  • 胸やけする程に激アマ
  • サイズが小さい

たい焼きのひな形のミニサイズがあればフィリピンで需要が高いと考えられる。

それを買って「ボサツ饅頭」という適当な名前を付けて5個、12個、24個の3バリエーションで箱売りすれば良いわけだ。

 

たい焼きの形をしているのにタイガーとは?

しかしそこの矛盾を気にするフィリピン人なんて誰もいないのは確かだ。

 

 

パークモールのタイガー饅頭をレポート

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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