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フィリピーナに好かれる要件
私の劣等感
私は子供の時からあるコンプレックスがあった。
それは男のくせに色が白いことだ。
フィリピンでそれを言うと嫌味過ぎて殴られそうだが、これは実に真面目な話なのだ。
なぜそれが劣等感なのかといえば私の母親に原因があった。
私は小学校の頃、母親からの評価が物凄く低かった。
そして身体的特徴にもそれは及んだ。
「あんたって男のくせに色の白かねぇ。。。」
母親はため息交じりに私を見るなりいつもそう言った。
母親の理想の男性タイプは自分とは異なる色黒の精悍なタイプらしい。
ちなみに私の父親はフィリピン人もビックリするぐらいに色が黒く、まさに母親の好みにピッタリだった。
しかし、自分で生んでおいて、子供の肌が白くて気に入らないなんて酷い話だ。
幼少期に根付いてしまったこの手の劣等感は自分の奥深くにDNAレベルまで刺さったまま墓場まで持っていくことになるのだろう。
正反対の人達
30代でキックボクシングにハマり、試合前になるとジムメイトと一緒に日焼けサロンで肌を焼く儀式が始まった。
キックと日焼けサロンの関係とは?
つまり色が白いよりも黒い方が強く見え、相手を威嚇できると言う特殊な世界なのだ。
またキックといえばタイが本場なので、タイ人のキックボクサーにインスパイアされているという側面もあるだろう。
その奇妙な儀式は私が幼少期から持っていたコンプレックスを上書きすることも兼ねて一石二鳥だった。
私が色の黒いフィリピーナが好きな理由はきっとここにあるのだと自己分析している。
フィリピンという常夏の国に来たばかりの頃、元カノTと一緒に某ホテルのプライベートビーチへ行った時の事だ。
これはチャンスとばかり、南国の日差しの下でパッキャオよりも黒くなってろうと思った。
しかし、生憎日焼け用ローションを持って来ていなかったのでホテルのスタッフにお願いするとなんと日焼け止めのローションを持って来た。
「焼くやつはないのか」と尋ねるとその男性スタッフは 不思議な顔をしてこう言った。
「なぜ焼きたいの?フィリピンでは男も女も白くなりたいんだよ」
その時に全てがわかった。
私がキックの試合前に日焼けサロンへ行って肌を焼くと元カノティーは微妙な顔をしていた。
自分としては精悍さが増しかっこいいだろうと思っていたのにその理由が今はっきり分かったのだ。
フィリピンでは肌色の白い奴がモテる。
こういうと、「いやいや、所詮中身だよ」という声が速攻で聞こえて来そうだが、フィリピン人は日本人に比べ見た目の好みで露骨に動く。
おそらくこれはセブだけではなくフィリピン全国で同じ価値観であろう。
女性の井戸端会議
噂好きのフィリピーナ達が「チカチカ」と呼ばれる井戸端会議を始めると決まって食べ物の話か異性の話に花が咲く。
男性への評価はまず「色が白い」こと、そしてもう一つが「優しい」である。
さっきあったばかりの人がなぜ優しいかどうか分かるのか?!
それは優しさの基準が非常に薄いのだ。
つまり、表面的に穏やかであれば即「優しい人」という評価が下る。
だから大声で怒鳴ったり男らしいと勘違いして粗暴な振る舞いをすると劇的にマイナスポイントとなってしまうだろう。
よく 日本人経営の KTV のホームページを見るとキャストのプロフィールのところで好みのタイプは「優しい人」と判で押したように書いてあるが、それはあながち間違いではない。
ちなみに、KTVガールにとっての優しさとは一般市民の日当に相当する高額なDL(レディースドリンク)を注文して飲ませてくれたり、大判ぶるまいのシンボルであるボトルキープ、そして実弾に相当するスマホをプレゼントしてくれる人という追加項目も入っている。
日本でモテるタイプとフィリピンでモテるタイプは確実に異なる。
例えば 日本人の女性に大人気のEXILEはとてもワイルドで男らしさ溢れる魅力的なグループであるが、フィリピンではスラム街に行けば EXILE だらけで色が白く優しいと言う評価基準から大きく外れてしまう。
先日 EXILE のメンバーが出ている High & Low」と言う映画をNetflixで見たのだが、始まってすぐにティムから衝撃的なコメントが飛び出した。
少なくともティムはEXILEに対してワイルドで男らしくて素敵だという価値観は持っていないようだ。
うちのティムは典型的なP類O型女なので他のフィリピーナへの応用性も高い。
実際聞いてみた
超汎用性の高いビサヤ語
「好みのタイプは?」
Unsai type nimong nga lalaki?
ウンサイ タイプ ニモン ンガ ララキ?私の調査によると清潔感(色白)で優しい人という答えが多い #セブアノ語 #モトボサツ直伝 pic.twitter.com/eFnLsPLutH
— モト ボサツさん@子供と成長中 (@motobosa02) October 14, 2020
フィリピンでとりあえずモテる入り口の条件としては色が白くそして優しい、その延長線上にいるタイプが育ちが良さそうな品の良さだ。
つまり人間のナイモノねだりという特性が生み出す結果なのだ。
追加情報
それともう一つ余談だが、私がこれまで実際に見て来たフィリピン人ウケする日本人の共通点がある。
これを言うと確実にフィリピンファンの方から怒られそうだが、「大型犬の扱いがうまい」と言うフィルターがかかる。
子供の頃から大型犬と一緒に育ったような人はフィリピン人扱いが最強に上手く、即人気者となっていた。
私はネコ大好きなのでその辺がかなり辛い。
フィリピン人は日本人に比べ非常に直観が鋭く、日本人のように左脳により理詰めで答えを出さない
これは仮説の段階だから、統計的に大型犬と仲良くなれる人は高い確率でフィリピンで人気者となると考える。
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