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日曜日の朝はジョリビー。
そこでかなりの高確率で大学の元教え子に遭遇する。
ジョリビー隣のコールセンターで働いているのだ。
私がリアルに遭遇しただけで10名は超えている。
今朝はZ子と出会った。
今年3月観光管理学科というコースを卒業したばかり。
本来は航空会社やホテルで働くための人材を育成するための学科なのだが、実際当初の希望通りそういう道へ就職する大学生は半数にも満たない。
【コネ社会】
フィリピンは前近代的なコネ社会。
日本でコネ入社は出来れば隠したいところだがフィリピンは価値観が真逆。
コネ就職をさせた側もして貰った側もそれを誇りに思っているようだ。
「就職先はどうやって探すの?」
「紹介者を探します」
募集する側もされる側も手の届く狭い範囲で探すことになる。
ここ数年ようやく就職ウエブサイトが機能し始めた。
セブンイレブンも続々と増え、リクルート等の就職専門雑誌がコンビニに置かれるのも近いのか?
【最終受け皿】
ところで、コネの無い学生はどうするのか?
10年程前は語学学校の先生が花形だったが5年前から急速にその様子が変わって来た。
2011年インドを抜きコールセンター売上世界一となったフィリピン。
石投げればコールセンターワーカーに当たると言われるほど就職の最終受け皿として断トツの地位を築いている。
更にコールセンター周りの24時間営業のファーストフード産業への影響も大きい。
24時間営業のコールセンターの周りは眠らない街となり一気にディベロップされる。
【役者がそろった】
最近完成したばかりのKFC。
私はどちらかというとジョリビーよりKFC派。
いつものジョリビー。
既に毎週末カワイイちゃんを連れて行くのでスタッフとは顔なじみになってしまった。。。
ティムの嫌いなバーガーキング。
ライスが無いので落ち着かないらしい。
ククク、気取ってみたところで三つ子の魂100までという事だ。
ちなみに私は単独行動の時はバーガーキング率が高い。
隣にフィリピン最大手のBDO銀行がテナントで入ったばかり。
コールセンターの給料はみなそこへ振り込みとなるのだろう。
比較的最近できたばかりのShakey's。
日本と殆ど変わらない同じ値段だが週末は満車&満席御礼。
貧しい国じゃない。
富が極端に偏っている資本家にとっては応えられないほど天国。
コールセンターは一種のランドバンキング。
ネクストステージはホボール、ダバオ、バコロド。
たまたま近くに土地を持っていた土地成金がまた増えるのだろう。
それはそうと、フィリピンは大学にコールセンターマネジメント科とか作る時期かもしれない。
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