フィリピンといえば糖尿病。
上のグラフの赤い線がフィリピン。
客観的に眺めると不名誉な事ばかりが世界基準を大きく上回る劣等生な国だ。。。
DIABETES:糖尿病
私がフィリピンにきて真っ先に覚えた英単語の一つ。
それだけフィリピンライフでは日常的に見聞きする言葉だったのだ。
糖尿病養成所という異名をとっても良いくらいの危ない環境がそろっている。
たとえば、ジョリビー番号札システムも危ない。
ファーストフードとは名ばかりで、注文するとまず飲み物とポテトだけがポンとトレーに置かれ、無雑作に赤い番号札を渡される。
それを持って席について5~10分メインが来るまで待たなければならない。
だいたい飲み物はコーラ、スプライト、アイスティーの3種類。
砂糖の入っていない飲み物は水ダケ。
自動的に目の前にあるコーラとポテトをやりながらメインが来るまで待つ事になるのだ。
空腹にいきなり砂糖の塊とオイルが血中にぶち込まれる。
当然ながら汚泥のようにドロドロになった高濃度の砂糖水が血糖値を急上昇。
そうすると急上昇した血糖値を下げるために、すい臓からインスリンというホルモンがバンバン分泌される。
このインスリンが分泌されると、血糖値を下げる過程で血中の糖分を脂肪に変えてからだに貯め込むように働く。
もし血糖値の上昇が緩やかであれば、通常、インスリンは過剰に分泌されることはないのだが、フィリピンという環境がそれを許さない。
そういえば、日本では1980年代後半に「おなかがすいたらスニッカーズ」「ナッツぎっしり確かな満足」というキャッチコピーでTVCMが盛んに放送されていた。
今でもはっきり覚えている位の超秀逸なキャッチフレーズだ。
コマーシャルでイメージが深く刻み込まれ、私もついついお腹がすいたらスニッカーズを何度もやったものだ。
今考えると非常に危ない習慣。。。
空腹状態からいきなりスニッカーズを胃袋へぶち込むとどうなるか?
急上昇する血糖値を意識して避けるのもフィリピンを生き抜くための必須事項だろう。
血糖値スパイク
血液中にブドウ糖があふれると、インスリンが働き血糖を脂肪に変えて脂肪細胞に蓄えていきます。
すると今度は、血糖値が急激に下がり、軽度の低血糖を起こし、交感神経刺激症状(発汗、不安、動悸、頻脈など)、頭痛、 眼のかすみ、空腹感、眠気などの不調が起こることがあります。
これは血糖スパイクまたはグリコーススパイクと呼ばれる。
朝食抜きのフィリピンライフは危険
朝起きて朝食抜きで活動するとインスリン拮抗ホルモン(血糖値を 上げるホルモン)が働いています。こうして血糖値を下げないようにしているのですが、そこで丼ものやラーメンなどの昼食をとると、 食後の血糖値がいつもより高くなってしまうのです。そこで血糖応答が 大きくなり、グルコーススパイクを起こしてしまうのです
フィリピンで知り合った多くの日本人は朝食抜きという人が多い。
朝食を抜くとどうなるか?
低血糖を防ぐために体が自動的に血糖値のアクセルを踏む。
血糖値高回転のままジョリビー行くと、血糖値がさらに倍増し、体へのダメージは歴然としてくる。
名付けてフィリピンスパイク。
そしてお馴染みのDIABETES要因となってしまうのだ。
健康じゃなかったらどんなにフィリピンで豪遊しても楽しくない。
ぜひフィリピンスパイクを受けないように血糖値コントロールに気を配りたい。
もし良かったらブログランキング応援クリック1回強めにお願いします!
SPONSORED LINK