3月2日午後15時頃、ドテルテ大統領がセブ第三橋の式典にやってきた。
まるでお祭り騒ぎだ。
日本の安倍首相が地方へやってくる時、お祭り騒ぎになることはないだろう。
ヒーローは貧困社会の象徴だ。
当初2018年に完成と言われていた橋の建設は、いつのまにか2年遅れの2020年に上書きされている。
どうせそうなるだろうと予想していたが、やはりこの国にきちんとした予定は立たないことがまた一つ立証された。
おそらく本当に完成し通行化のいうとなるのは2021年か2022年となるのだろう。。。
昨日のテレビ報道によると総工費280億ペソらしいが、2015年では165億ペソと言っていたような気がする。
これもメディアによって270億ペソという報道もあるし、数字に弱いフィリピンの本領発揮?
「たった10億ペソの違いぐらい細かい事言うなよアミーゴ」とガチで言われること請合い。
この橋が完成することにより、渋滞がどんな風にどれくらい解消される見込みで経済生活に及ぼす効果がどうのこうのという説明は見たことがない。
現在セブの渋滞はすさまじく、平日マクタン空港からセブ市内のアヤラモールへ行くのにわずか11KM強の道のりに2時間かかる。
ジョギングシミュレーターで計測
第三橋の建設に関しては巨額の資金を投じるという部分だけがやたらとクローズアップされる。
しかも55ペソと有料。。。
どうせこれも最終的に片道100ペソになる予感が止まらない。
100ならお釣りを用意する必要もないし。。。
渋滞の原因を作っているタンバイ気味な庶民はどうせ使わないだろう。
てことは、渋滞解消は期待できない気がしてくる。
有料橋が不人気で空いていても、そこまで行く道が鬼のような渋滞だとすると全く意味がない。
先日報道されたアホみたいなニュースを思い出す。
衝動買いで大型バスを購入したが、道路が狭いので走らせられないと後から分かったらしい。。。
行き当たりばったりで前頭葉の稼働率が低い。
余計なお世話だが今頃から期待感が薄い第三橋。
貧困→怠惰→ヒーローにお任せ
3月に入りセブで気温が最も高くなる季節を迎えた。
いつもの激安ネイルサロンへ髪を短く切りにいった。
壁掛けのスクリーンTVではいつもABSCBN局が固定で放映されている。
しかし、このドテルテ大統領の人気はすごい。
「キャー、セブにドテルテが来ている」
彼が登場すると多くのフィリピン人は心躍るようだ。
フィリピン人はミーハーぶりを隠さない。
・民主主義は合意形成・利害調整であるから、構造的に「めんどくさい」もの
・格差・貧困によって余裕がなくなり「めんどくさい」ことを忌避する人たちが増えていく
・ゆえに、他人任せの態度で、強いヒーローを待ち望むようになる
・しかし、ヒーローは存在せず、幻滅するたびに「総とっかえ」をすることになるまだ東京で消耗しているの? 貧困と貧乏と民主主義より
2016年ドテルテがダークホースとして大統領候補に挙がったときに、庶民はヒーローが自分たちを何とかしてくれるだろうと思い込んだ。
”他人任せの態度で”という部分がポイントだ。
ヒーロー任せで自分は何もしない怠惰マインド。
これが400年以上続くフィリピンの病原体だ。
フィリピン人が大好きな言葉”アコ カイワイソー”。
1週間ほど言い続けてみると分かる。
可哀想と言われたほうも言った方も自己完結する。
そこから状況を打破してインプルーブする気に一切ならないだろう。
貧困→怠惰→ヒーローにお任せ→ずっと貧乏。
ドテルテ信仰が続く限り、この国が本当に発展することはないだろう。
昨日はそんな事を感じながら散髪してもらった。
以上、
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