5月の第二日曜日。
私にとってはあの残酷な司法試験のイメージが蘇る戦慄の記念日でもある。
Be that as it may、今日は世界的にみれば母の日。
地球規模で祝福される。
結婚している母だろうが、未婚の母だろうが新な命を生み出したことには変わりがない。
未婚のシングルマザー
何かと日本がフィリピン化していると指摘されるが、その一つがシングルマザーの増量。
シングルマザーと言えばまるでフィリピンの代名詞のようなものだが、日本もどんどんシングルマザー大国へとなりつつあるのだ。
2016年では約130万人に及び、実に40年前の2倍。
その多くは離婚によりシングルマザーとなっているのだが、ここ数年の傾向としては、未婚のシングルマザーの増加が顕著だ。
スケートの安藤美姫は未婚マザーの代表選手でもある。
国勢調査の数字では2000年から10年間で未婚のシングルマザー数は約6万3千人から13万人を超える状況となった。
結婚は愛じゃない!?
日本とフィリピン。
同じ日本とフィリピンとでシングルマザーとなるリスクが異なる。
フィリピンではシングルマザーであろうが、結婚しているマザーであろうが現実問題として変わりはない。
無駄に離婚のできないカトリック国なので、結婚するメリットよりデメリットの方が大きいくらいだ。
しかし、日本は制度の整った国。
未婚のシングルマザーには寡婦制度が適用されない。
つまり、シングルマザーとしての手当てが貰えないので非常に残念なのだ。
何のために結婚するのか?
愛しているから?
その人を他人に取られたくないから?
甘いな。
愛はナマモノ。
明日には突然冷めているかもしれないハイリスク。
たとえ結婚してても普通に他人に取られるし、実は刑罰が無いので誰も助けてくれない。
では何のために結婚するのか?
それはたとえ離婚しても国の制度を享受することが出来るから。
これが究極の模範解答だと私は考える。
■児童扶養手当 2017年現在
支給対象:1歳、2歳の二人。
二人とも3歳未満のため、それぞれ15,000円支給される。
■寡婦等医療費助成
保険診療部分の自己負担額が無料になったりする。
■交通機関割引
JRでは通勤定期券が3割引きで購入可。都営交通では乗車券無料発行、公共バスの乗車賃割引あり。
日本素敵すぎ?
フィリピンというワイルドな環境に慣れてしまうとなおさらだ。
しかし、これは寡婦制度の恩恵を受けれるかどうか次第。
つまり結婚歴のある女性への特権なのだ。
これまで偽装結婚は外国人女性が日本に住むための手段として使われてきたが、これからは寡婦制度を受けるための日本人による日本人のための偽装離婚も増加していくことだろう。
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