風の噂で聞いたことがある。
三菱は粗悪な韓国車に乗るアホなフィリピン人に三菱車を買わせるために「いつかは三菱」みたいな挑戦的なステッカーを配布しまくっているらしい。
日本なら話題というより問題視されるだろうが、ここはフィリピン。
そして先日ついに発見した！
黒いヒュンダイのリヤウインドウに貼り付けられた年季の入ったステッカー。
My next CAR?
MONTERO SPORT Definitely！
昭和の日本には数々の伝説的キャッチフレーズがあった。
「いつかはクラウン」というセリフも少年だった私の記憶に今なお色濃く存在する。
貪欲望渦巻くフィリピンでは悪い事してでも良い車にのって見栄を張りたいのが山ほどいるのだ。
キャツ等の目標は高級四駆を乗り回すこと。
その代表格として君臨するのがこの三菱のモンテロだ。
前モデルはフィリピンでもトップクラスの売り上げだったようだ。
【2012年モトボサツセミナーより抜粋】
ところで、自分を三菱のステッカーのような形で周囲に公言した方がいいのか、黙っている方がいいのか。
これもメリットデメリットの世界。
メリットは自分への逃げられないプレッシャーの獲得。
他人が自分の欲望や具体的計画を知ることとなる宣伝効果。
一方デメリットは公言するという作業でなんとなく自己満足し、そこで止まってしまう点。
フィリピンでも最も有名なセリフの一つ。
明日からダイエットするよ
Simula Bukas Mag Diet
そういいながらゴールディーラックのクソ甘いケーキにかぶりつくタプタプなフィリピン人達はその典型。
気休めの呪文だ。
目標達成はやはり不言実行のステルス型に限る。
誰にも告げずしゅくしゅくと準備する。
その時間は孤独で苦しいかもしれないけれが、そのほうが達成感も独り占めでき、成功率も高いように思われる。
大学受験も大口叩くやつよりひっそりと受かるやつの方が多い！
数年前はセブでやたらと韓国車が売れていたが最近減った気がする。
それは三菱のステッカーのせいだろうか（笑
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