フィリピンファーストフードの覇者ジョリビーはチキンとライスとコーラのセットがガチ主力商品。
たまにオレンジ色のぶよっとしたスパゲティを食べているフィリピン人を見かけるが、ほぼほぼチキンとライスにかぶりついている。
そんな中、最もマイナーと言われる商品がJolly Hotdog。
最近この商品売り上げのため、プレーンとトッピングを分けて注文のバリエーションを増やした新商品が出た。
チーズ、ベーコン、ハラペニョ、全部乗せの4択。
そうなると、フィリピン人の計算能力が障壁となる。
先日、ティムが欲深くも全部乗せを注文した。
すると、レジの請求がいきなり150ペソ。
ティムはよせばいいのに大人げなく吠えた。
ちょっと、何でこれが150なん?120でしょ!?
「Hoy Ngano ni 150? 120 ディバ!?」
私は、どうせそんな事だろうと思って遠巻きに傍観していたのだが、全部乗せの値段にそれぞれトッピング3つ分の値段を加算してしまったのだ。
ティムに噛みつかれてオロオロする赤い服着た女性スタッフ。
歳の頃はそうさのぉ21歳くらいか。
するとその辺のスタッフがワラワラと集まってきた。
フィリピン人はすぐ何かあると無駄に群がる習性がある。
かといって文殊の知恵ではなく、え~何何?みたいな野次馬根性。
レジの客達は放置プレー中。
赤い服着た子ザルどもがあーでもないこーでもないと言ってキッキと騒いでいたら、濃い制服を着たマネージャがやって来て、120ペソが正解だと高らかに宣告した。
ショックを受ける子ザルちゃん達。
しかし、そのマネージャはちゃんとティムに謝罪したので個人的にたいそう偉いと思った。
ただ、日本と違って「うちのサルどもがスンヤセン」みたいな謝罪スタイルはフィリピンではありえない。
とりあえず120ペソを支払い全部乗せのJolly hotdogは無事ティムの胃袋へと収まったのだった。
ちなみにジョリビーで注文時にホットドッグと言って発音をわざわざ修正されたことがある。
ホットドッグ → ハットドッグ
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