全てのフィリピン人には中国人の血が流れている。
以前どこかで聞いた記憶がある。
全てではないかもしれないが、かなり中国チックな国である事は間違いない。
フィリピンと言えばスペインとの関係ばかりがクローズアップされがちだが、フィリピンと中国の関係はスペイン侵略よりも随分前に既に始まっていた。
伝統的なフィリピン料理やお菓子は中華風な物が圧倒的に多い。
アヤラのフードコートで独り勝ちしている店。
DIMSUM BREAK
午後2時、昼時のピークが過ぎて閑散としているフードコードだが、ここにだけ人が群がる。
中華風スチュームライスでブレークした店だ。
その日は弁当ばかりがズラッと売れていた。
内容は華とろみ卵スープ、マーボ豆腐、ゴマ揚げ団子。
どこかで見た制服・・・クロネコヤマトをパクったという噂が…
価格帯は100ペソ前後。
コールセンターを中心に所得が上がってきているとはいえ、中間層以下の収入に変化は少ない。
DIMSUM以外の店は閑散としている。
私は自虐的にもTOKYO JOEに足を運んだ。
TOKYO JOEとはおそらく東京城の事だと思っているが気のせいだろうか?
カツ丼(カチュボール) 169ペソ 日本円で447円
12%税込み
もし味が良ければアリだと思って食べてみた。
塩分 ★★★★★
醤油 ★★★★
汁かげん★
ライス ★★★
真ん中の青が丁度良いレベルだとすると塩分、醤油が濃すぎてヤバイ。
それと、いわゆる丼の美味さを引き立てる汁具合がまるで東京砂漠のように全くない。
カツ丼用のオカズが必要だ。
フィリピン人に日本食はハードルが高い。
なぜなら本物を見たことも食べたことも無い人間に日本人が美味いと思える食べ物は作れないだろう。。。
しかし、あくまでコンセプトは何チャッテ。
フィリピン人が和風な雰囲気だけ楽しめればそれで良い。
っていうかここオーナー自信が日本人じゃなかった(汗
169ペソで美味いカツ丼があれば掘り出しモンだったのだが、甘かった・・・