住み込みでカワイイちゃんの子守をしているジェン。
バコロド出身の22歳。
ジェンは彼氏も友達も居ない。
そういえばティムもフィリピン人の友達は居ない。
ひょっとして土地柄だろうか?
ジェンはまる1日カワイイちゃんの面倒を見るのが仕事だが、せめて週1度位独りで遊びに行けといっても絶対に行かない。、
それで大丈夫だと言う。
しかし気になるのでショッピングモールに出かけた際、2時間程自由にさせるが30分で戻って来てしまう。
どうやら独り時間の過ごし方が分からないようだ。
先日の日曜日、ジェンだけ家に残してSMシーサイドへ出かけることにした。
我々が居なければ適当にやるだろう。
ただしタンバイと接触しないことと、何人たりとも家に入れないことだけを約束させた。
SMシーサイドまでは渋滞も無くうちから20分かからなかった。
幾つか子供の遊び場があるが、滑り台とボールのある所へ行ってみた。
入口付近。
プ~ンと臭う。
明らかに人間の排泄物系。
見渡すと全員が怪しい。。。
値段は1時間150ペソ。
客もそれなりのローカル層。
ゲートチェックも超適当で誘拐しようと思えばナンボでも出来る。
躊躇したが物は試しとばかり入ってみる事にした。
一見、ロビンソンのキッズーナに似ているが、質がまるで違う。
まずボールの数が格段に足りない。
いや、足りないというより一カ所にガバっと溜まっている。
そして10%位割れたり潰れっている。
痒い。
蚊か?
いやダニだ!
ボールの海はダニの巣と化していた。
オープンしてまだ3カ月しか経っていないが既に遊具は壊れ、臭くて痒い残念な場所となっている。
入場手続きが遅く、釣銭もろくに用意していないロビンソンのキッズーナに少し嫌気が差し、新天地を求めての出張だった。
「ロビンソンのキッズーナの方が全然マシやね」
結局吐いた唾飲むはめになってしまった。
フィリピン人が管理すると途端にヤバくなる。
数年前パークモールの隣にゴルフの打ちっぱなしがあったが、当初は韓国人が経営していた。
一応風呂もあり、それなりの管理体制だった。
しかしある日突然フィリピン人の管理に変わった。
ひと月もしないうちにペンペン草は生え、トイレはドロドロの地獄絵と化した。
風呂なんて速攻で閉鎖。
この急速な劣化はある意味見事だ。
臭くて痒い子供の遊び場も同じ理屈なのだろう。
ここで、ポイントは問題はローカルフィリピン人は誰もその便所臭やインセクティーな痒さを気にしていないことだ。
臭いとダニごときで狼狽えていてはフィリピンで生活できない。
最近日本人的感覚に戻りつつモトボサツであったが少し目が覚めた気がした。
フィリピン生活修行は続く。。。
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