先日アヤラでふと見上げると2Fのテラスに変化をみつけた。
ええ!? いつのまにかKUYA Jになっとるばい!
たしかそこは以前までガイジンのオーナーシェフがやっていた洒落た多国籍料理だった。
このKUYAJとはJ兄さんという意味だ。
血がつながって居なくても一般代名詞として使われている。
タクシーの運転手への呼びかけに便利だ。
お兄さんアヤラまでお願いね
KUYA , SA AYALA.
クヤ、 サ アヤラ
しかしこのダサいネーミングはサリサリストアとかカレンデリアにありがちな名前。
てっきりオーナーがKUYA Jという人なのかと思っていたが、全然違った。
オーナーはWINGLIP K CHANGというチノイ。
ぜんぜんKUYA Jじゃないやん!?
既にカナダに移住しているとか。
近いうちに200店舗まで増やす計画をもっていると公言している。
フィリピン料理屋に似合わないモダンなインテリアが特徴だ。
目安として一人当たり150~300ペソの客単価らしい。
これが2016年現在でフィリピン人にうけるコアな値段だということなのだろうか。
しかし、普通マニラからセブのような地方へチェーン店が入ってくるが、セブから全国へという逆パターンは珍しい。
余計なお世話だが計画性のないフィリピンでは数年後に全国チェーン店化というプランは無かっただろう。
やはり商売には運や成り行きが絶対必要だ。
一番人気商品はホタテのチーズ焼きでわざわざセブからホタテをマニラに空輸しているとか。
ホントかな?
私が初めてKUYA Jに入ったのは去年の6月だった。
丁度その頃大学の元生徒を日本へ送る段取りをしていて生徒と食事をしながら話をしようと思い無雑作に選んだ。
フィリピン人にはフィリピン料理店のほうがいいだろうという適当なチョイス。
場所はセブのSMシティー。
店内はかなり広く富裕層のリビングでも思わせる凝った家具が並んでいた。
その安易な名前とのギャップを少し感じた。
味も値段も思ったより悪くなかった。
ただ持ってくるのが普通に遅い。
そこを気にするのは日本人だけだろう。。。
焦らしもフィリピン独自サービスの一つだと思えば腹も立たないか?
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