君の名はという日本で興行収益200億円を超える空前のメガヒットを飛ばした映画がセブでも上映開始。
早速、目ざといティム様から招集がかかった。
正直、わざわざセブでアニメ邦画を観る趣味は無いのが、拒否するのも面倒臭いものがある。
そうやって、9割受け身のフィリピンライフが展開してゆくのだ。。。
アニメと言えばオタク。
セブにもちゃんとオタクというものは存在し、公開初日はオタク観客率99%だった。
セブのオタクを観察して感じることがある。
キャツ等、どうにもこうにもフィリピン人らしくない。
なぜか?
それは、たぶん、異性へのアピール感が極度に薄いというか無いからだろう。
あの、”世界中の目が私に注目してる”っていうあの自意識にあふれた言動の欠片もない。。。
そして何より、通称KSP症候群と呼ばれるフィリピン人らしさが欠けている。
※Kulang Sa Pansin (目立ちたい欲求が凄い)
さて、私もオタク軍団に紛れて映画館の中へ入った。
主人公は高校生。
私のようなオッサンの観る映画ではないのは歴然としている。。。
ストーリーの中で、男と女が入れ替わる。
女になりたい男や男になりたい女の多いフィリピンではここは非常にポイントかもしれない。
いい映画かどうかの基準。
それは記憶に残るかどうかということ。
映像は音楽の選択によって感動の方向性が随分と左右される。
ガチャガチャした騒がしいだけの音楽だと記憶に残りにくい。
ちなみに宮崎駿の”となりのトトロ”の音楽をカワイイちゃんは1回で覚えて歌っている。
そして107分間の映画が終わりオタク客から絶大な拍手が起こった。
日本人とフィリピン人の感動のアンテナは非常に異なるので、日本人の感動があっさりと通じなかったりするのだが、このアニメはフィリピンでも通用するようだ。
実際、客席はガラガラで、流浪に剣心の時の熱狂ぶりとは別世界。。。
給料日前で、たぶんオカニがないのだ。
15日の給料が出た最初の週末は凄い行列ができるかもしれん。
また観察結果をレポートしてみたいと思う。
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