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アメリカ ー 義務 = フィリピン

投稿日:2017年1月24日 更新日:

pic1

近所の中古車販売店。

殺傷能力の高そうなトラックのタイヤに思わず目が行ってしまう。

まるで古代ローマの戦闘シーンに出てくるチャリットだ。
pic2これで通行人や隣を走るバイクや車を粉砕するつもりなのか?

歩くスピードはとろい癖に、車に乗ったとたん狂暴化するピノイは多い。

そうなるとキチガイに刃物となるだろう。

ロードレイジー現象。

オックスフォード英語辞典によれば、「ロード・レイジー」といわれ、その意味 は、車を運転することによる欲求不満から来る破壊的パワー 的怒り。特に、他のドライバー対する報復的行為である。
According to the Oxford English Dictionary of Great Britain these people are called "Road Lazy.
It means "a violent anger which comes from the frustration of driving a car. It is especially
a retaliatory action against other drivers "

フィリピンには車検制度が無いのでやりたい放題。

年に1度の登録税徴収のタイミングで排ガステストだけ形だけやるが、これも簡単に手数料払いスキップできるのが現状だ。

整備不良という言葉も概念も存在しない。

自由だけの国は修羅の国と化す。

法律や会計制度ふくめ、米西戦争後、アメリカの制度をそのまま導入し、使いこなせていない。

日本なら数日で出来上がる役所の処理が半年以上かかるありさま。。。

たとえアメリカ嫌いの大統領は英語を廃止することもなくそのまま現状維持を続けるだろうか?

自由の国アメリカ。

自由だけの国フィリピン。

 

アメリカも国としての車検システムは無いというが、その反面訴訟の国なので整備不良による事故では莫大な損害賠償が伴う。

つまり自己責任が存在する。

しかし、先進国で車検制度が無いのはアメリカのみ?

ドイツ 3年-2年-2年
フランス 4年-2年-2年
スウェーデン 3年-2年-1年-1年
スイス 4年-3年-2年-2年
ベルギー 4年-1年-1年
イタリア 4年-2年-2年

日本の場合、車検にかこつけて税金をむしり取る税制や自賠責保険制度が高額に及ぶが、税金大好きフィリピンもそのうちそうなるのだろう。

ジプニーから出る黒煙。

さらに質の悪い道路に積もった粉塵が巻き上がるセブの過酷な環境。

この国で一体いつまで生きていられるだろうか。。。

大きな不安と小さな感謝が交錯する日日は続く。
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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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