2年前、大学のクラスである実験を行った。
テーマは”眉をテープで固定したまま、ビサヤ語がスムーズに喋れるか?”。
成績の悪い10名の学生に処刑実験台になってもらい、眉をテーピングして動かないようにし、暫くビサヤ語で会話をしてもらった。
その結果10名中9名がスムーズにビサヤ語が話せないと訴えた。
なぜ、そのような実験をしたかというと、コミュニケーションにおけるジェスチャーの重要性について実証したかったのだ。
日本語を話す時は、話す方も聞く方も軽く頷きながら会話を進める。
感謝や謝罪の時はお辞儀をしながら話す。
このジェスチャーやボディーランゲージの必須性を理解させるには、フィリピン人にとっての眉の役割を例にとるのが最も良いと考えた。
ところで、
うちのカワイイちゃんも4月でとうとう3歳になる。
立ち合い出産だったので、頭がずるっと出てきた瞬間から今日までずっと成長を見守ってきたが、彼女の成長の記録は言語の習得の記録でもある。
現在、日本語、英語、タガログ語、ビサヤ語を随分覚えて話すようになっているが、日本語を話す時は私を再現し、英語その他の時はティムを再現して話をしている。
だから顔の表情もそっくり真似しながら話すのだ。
次の動画をぜひご覧頂きたい。
この顔じゃないと話せないというのは冗談じゃなくて本当だろう。
フィリピン人が眉を動かさないとスムーズに話せないように、表情を含めたジェスチャーやボディーランゲージはマインドと直結し、言語と連携を取り合っているのだ。
語学留学関係のサイトに毎月モトボサツ名で寄稿しているのだが、今回はジェスチャーの大切さについて大いに述べさせてもらった。
もしよかったら下記のリンクからぜひご覧ください。
▶【新発見】語学学校で絶対教えてくれないシリーズ2 「この顔やないと言われへんのや!」
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