”悪いのは私じゃない症候群”という本のタイトルを見た時にピキッーンと来た。
「まんま、フィリピン人やんか!?」
日本が若年層を中心にどんどんフィリピン化しているという話を聞くたびに、その根拠や共通項は何なのかと気にするようになった。
鬱や自責の念に駆られて自ら自分の存在を消す行為する人がほとんどいないと言われるフィリピン。
もしあるとしたら、失恋のショックや自分を認めない周りや社会を悲観してのものだ。
フィリピン人は基本的に自信たっぷりに育つ。
徹底的に自分の個性と自信を抑圧されて生きてきた昭和40年代生まれとしては羨ましい限りだ。
なぜそうなるのか?
DNAがどうのという話ではなく、育つ社会環境が決定的に違う。
私の調査によると、フィリピンではチノイ系富裕層やローマンカトリックの厳しい戒律の家庭は別として、日本における躾と呼ばれる子供への矯正はほぼ無い。
もちろん親が子供を怒ることはある。
しかし、それは社会への迷惑防止を意図したものではなく、親個人の都合で怒っている気がする。
ここではスマップのヒットソング”世界で一つだけの花”は今更フィリピンにはありえない。
フィリピン人はみな個人的にNO1&オンリーワンを実現しているから今更大きなお世話なのだ。
日本の社会問題となっている第三世代の ゆとり教育が始まったのが2002年。
2003年にリリースされたスマップの”世界に一つだけの花”がゆとり教育にプラグインされ、自己肯定の権化オンリーワン志向が急速に強くなり、根拠のない自信たっぷりの若者の存在が日本を揺るがすようになった。
日本社会が作ったオンリーワン症候群が生んだゆとり世代が旧社会に適合しなくなったあたりで名付けられたのがこれ。
★新型うつ★
新型うつ
マイナー系シンドロームを直ぐになんでも病気にしたがる日本。
新型うつの定義って何?
■若者に多く、全体的に軽症。
■気分反応性がある。つまり、嫌なこと(仕事など)に直面すれば気分が落ち込むが、楽しいこと(遊びなど)に直面すれば楽しく過ごせる。
■仕事や学業上の困難をきっかけに発症する(軽度のPTSDと診断されることも)。
■病前性格として、「成熟度が低く、規範や秩序あるいは他者への配慮に乏しい」などが指摘される。
■「うつ病」と診断されることを望み、また、他人に「うつ病」を告白することに積極的。
■抗うつ薬の効果が弱いことが多い。
>嫌なこと(仕事など)に直面すれば気分が落ち込むが、楽しいこと(遊びなど)に直面すれば楽しく過ごせる。
うちのカワイイちゃんが今そんな感じ。
>他者への配慮に乏しい
やはりフィリピン人化現象?
新型うつの特徴は”仕事を休んでカラオケ”行ったり、”飲み会”をしたりするので、そのままフィリピンあるあると合致する。
もしフィリピンと同じベクトルならそりゃ抗うつ薬など効かないだろう。。。
自責から他責へ
フィリピンは個人を責める社会習慣はないので、責任の無い名誉職な責任者が君臨し、オンリーワン達が自分の都合の良い世界を作り出す。
フィリピンの強みは、1億総無駄遣い巨大消費量。
アホな消費者は必要のないものをどんどん買いまくる。
しかし、人口減少、消費低迷する日本で日本を支える若年層がフィリピンチックなオンリーワン暴走をし始めると日本はカウントダウン必至。
自責から他責への急激な変遷。
若年層の自ら自分の存在を消す行為者は減るかもしれないが、私のせいじゃない症候群日本はフィリピンのような修羅の国となるだろう。。。
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