モトボサツ的

M氏が日本に戻ったわけ 日本人女性に始まり日本人女性に終わる

投稿日:2017年5月2日 更新日:

数年ぶりに再会したM氏。

まず特記すべきは激痩せ。

マニラ時代、途中から彼も私と一緒に早朝5時ジョギングに参加し始めたのだが、メタボな体に鞭うちながら非常に苦しそうに走っていた。

しかし、今ではいかにも日本人らしくカリっとした感じで、特に首回りは二回りほど細くなっていた。

今では週末ランナーとしてマラソン大会にも出場しているらしい。

彼がなぜ激痩せしたのか?

★それは生活環境。

ちょい悪ボサツ
マニラ時代より痩せたね!?

「はい、そもそもフィリピンって太る環境ですよね。ソーダ類とか無性に飲みたくなるし」

店で売っているものはコーラやスプライト類の糖分たっぷりな物しかない。

それ以外だと水か黄色い泡の出る液体だ。

周りを見ているとフィリピン人は1日に平均1本コーラやスプライトを飲んでいる。

そしてオイリーでやたら塩辛い食べ物が並ぶ。

ダイエットに関してはまさに四面楚歌だ。

★誰と住むか

彼の場合、広島の実家でご両親と生活することになり、食生活は親御さん次第な環境となり、魚や野菜が中心。

夜9時以降に黄色い泡の出る液体とスナック菓子など絶対ありえない健康的な生活サイクル。

一方、彼とは対照的に太った私。

私はティムと住み始めた途端激太りの道を歩み始めた。

2009年63kg → 2017年5月76Kg。

それまではセブ、マニラに住ながらも毎朝の早朝トレーニングを続け63Kg前後の体重をずっとキープしていたのだが、フィリピン人の生活サイクルに巻き込まれた途端悲劇が襲った。

夜10時にケーキがドンとテーブルに乗る環境ではついつい自分もフィリピン体形になってしまうのだ。

一緒に住む人間の影響は非常に強い。。。

「久しぶりのフィリピンなんですが、なんだか安心しましたよ」

ちょい悪ボサツ
なんで?

「だって、マニラ空港のイミグレに数百名の乗客が押し寄せているのに職員がたった2名しかいなくて大渋滞!相変わらずですねここは(笑」

ちょい悪ボサツ
フィリピンが1㎜も発展してないってことやね

イミグレーションの職員が残業手当不払いでストライキを起こしていたのマニラだが、しかしダラダラした効率の悪さと外国人に対するテイクアドバンテージさは以前から根強く存在していた。

激痩せのほかに彼がマニラを去った理由が知りたかった。

ちょい悪ボサツ
なんで日本に戻ったの?

「それは、日本人の彼女が出来たんですよ~♡」

ちょい悪ボサツ
ガーーーーーン!何ねそれ!?

フィリピンに最も沈没しそうな男としてノミネートされていたが、なんということか日本人の彼女が出来た???

彼女とちゃんと付き合うために日本へ帰るなんて。。。

私は大きな衝撃を受けた。

しかし、実は、この現象は意外と起きている。

よく釣り師が鮒に始まり鮒に終わるというように、日本人に始まり日本人に終わるのが通りなのかもかもしれない。

フィリピン生活が長いと、日本人の良さに気が付いてしまうのだろう。

そして、彼が日本へ戻ったもう一つの理由。

それは、自分の未熟さに気が付いた。

基本的に、フィリピンの生産系日系企業の場合、日本人は工場の管理者として採用される。

マニラで転職した時に、彼は衝撃を受けた。

周りの日本人の管理者達はまさにその道のプロだった。

彼も大学を出て、それなりの処理能力は持ち合わせていたのだが、その道のプロ達を目の前にすると、かなり焦りを感じたそうだ。

そして、ついに日本の会社で修行しなおそうと決意したらしい。

続き:【究極の選択】日本で働く恐怖とフィリピンで働くリスク

もしよかったら閉じる前にランキング応援クリック1回だけよろしくお願います!

にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

-モトボサツ的

Copyright© モトボサツ勝手にブログセブ島編vol2 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.