2017年セブにオープンしたコストコ風会員制スーパーLANDERS。
やたらS&Rと比較されているが、個人的にはLANDERSにばかり行ってしまう。
その理由はコーヒー&無料wifi。
実は、うちのティムが勝手に会員になったので、一家に2枚も要らないだろうとケチケチしながら入会を見送っていたのだが、先日私もついに入会してしまった。
オープン当時は二人で800というフィリピンの伝統芸BUY ONE TAKE ONEを実施していたのだが、そのキャンペーンが終わり、入会しなかったことを後悔しながら生活していた。
やっぱり入ればよかったな。。。
最近の私の足はジプニー。
まずキャピトル方面から14Dのジプニーへ乗り込み、アヤラで降りる。
ショッピングモール内を徘徊しつつ汗を乾かし体をしっかり保冷する。
その後、ある種の覚悟を決めワイルドな異種格闘技フィールドへと身を投じる。
東南アジア特有の排気ガスまみれな低温サウナ状態空気が縛りいてくる。
セブで歩いて帰るのは非常に健康に悪い。
タクシーに乗ると待ち時間も合わせ家まで総計1時間。
歩いて帰ると35分。
時間だけではない。
日本人という高飛車な立場に甘えたくないという悪あがきに似たものを感じる。
ティンバーランドのコマーシャルに出れそうな悪路を歩くのが何かへのチャレンジだと意識しているのは確かだ。
アヤラからの道中、ちょうど良い具合にLANDERSが現れる。
エントランスを入ってすぐのトイレとベンチは会員証を見せなくても利用できる。
私は硬いベンチに腰掛け再び汗を飛ばすことにしていた。
座るだけならガードからつまみ出されることもない。
有り難い。
その時、フードコートへ座ってピザやチキンに食らいつく太ったフィリピン人達を横目に恨めしく思ったのも事実。
あるとき、知り合いのチノイとばったりエントランス付近で出会った。
会員証を持っていないからここに座るしかないと切ない顔で語って見せると彼女はこういった。
「ティムのエクステンション会員になれば400ペソだけでいいよ」
「エクステンション?」
幸い運転免許証と400ペソを所持していたので、会員証発行受付でエクステンション会員の希望を伝えた。
親会員の名前を聞かれたのでティムの本名をフルネームで伝えると、スタッフは手際よく検索してくれた。
ありました。
「Naa Sir」
そりゃあるだろう。。。
エクステンション会員はメイン会員の子会員としてぶら下がる感じだ。
親会員の利用期限が子へ反映するので期限が迫っている人にぶら下がると損。
まだティムが入会して1カ月も経っていないのでほぼ1年間使える。
特に家族でなくとも知り合いにぶら下がる形でも大丈夫らしい。
本人にことわる必要もないのが流石に雑なフィリピンスタイル。
申込用紙に記入しIDの提出と会費を支払い受付に常設してあるカメラで顔写真を撮った。
「ハイ スマ~イル♡」
フィリピン人は写真を撮るときに「ハイ スマイ~ル♡」と言うようにプログラミングされている。
私もいつの間にかその指示に素直に従うようにプログラミングされてしまっていることに気が付いた。
全工程の所要時間は10分。
セブにしてはパスパス(早い)だった。
早速出来立てホヤホヤのカードを提示し店内へ入ってやった。
向かう先はガラス張りのフードコート。
今まで柵の向こうから眺めるだけの憧れの世界。
ついに自分の意思で行ける身分となったのだ。
無料wifiが飛んでいる。
今日からここが俺のワーキングスペースだ(笑
ブログがスムーズにアップできる程のWIFIスピードではないが、無いより全然ましだ。
勢いで59ペソの最安値なBREWED COFFEEを注文してみたが、WALA(ない)と機械的な返事が返ってきた。
ワンランク上のアメリカンならあるという。
結局そっちを買わせるという中華的システムなのだ。
タクシー代とコーヒーの二択。
1日をどうアレンジするかは自分次第。
家路をたどるのにタクシーに乗ればダイレクトに帰れるのだが、わざわざ2度のストップオーバーを入れることによって旅となる。
よく比較されるLANDESとS&R。
このコーヒーと無料WIFIと明るいガラス張りのフードコートの存在のおかげで400ペソわざわざ払って子会員になった意義は大きい。
そんなわけで空間的価値としてLANDERSに軍配があがった。
個人的にはスーパー部分は要らないから全部巨大フードコートだともっと嬉しい。
フィリピン人大好きなピザとパスタとチキンとコーラで溢れるフードコートビジネス。
大きな商機を感じながら生活している今日この頃。
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