右へ倣えの島国根性が吸い寄せられる合言葉は1億円。
なぜか1億円という単位が日本人の夢の象徴となっている。
そして、検索キーワードで1億円と入れたらさいご似たような情報がわんさか出てくる。
年収1億円を稼ぐ人だけが知る40のリスト
年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人
年収1億円を引き寄せる1%の人だけが実行している45の習慣
年収1億円を稼ぐための3つの習慣
結局、これをまとめると、たぶんこんな感じ。
「あなたがダメな理由を教えます」
怖い物見たさをそそられる仕組みだ。
現代社会ではオカニが沢山ある人の事を別名成功者と呼んでいるが、成功者の習慣を真似するだけで自動的にオカニモチになれるという眉唾な神話がいつの間にか世の中を席捲している。
まるで聞き流すだけで英語がペラペラに話せる教材と共通するものがある。
「年収300万円の人は、いつも会社の会議室で打ち合わせをする」、「年収1000万円の人は、いつも評判の高級店で打ち合わせをする」、「年収1億円の人は、いつも違う場所で打ち合わせをする」
なるほど!一瞬で為になった気がする。
スケールの違いを具体例で示すことによって説得力を持たせる比較法。
まあ、生活や人生の習慣として取り入れることは悪くない。
しかし、これはあくまで表面化した行動結果であり、もっと人間の根本的で本質的なものを知る必要がる。
わずか10年でホームレスから上場企業の社長になったストーリーで重要な点。
このビデオを観て過去に出会ったそれらしい人々との共通点が浮かび上がった。
1 自分の才能に物凄い自信を持ち、デザイナーとしての仕事以外は受けず、じり貧になり家族が逃げ出すまでプライドを守った。
2 ついにホームレスになり賞味切れの弁当生活に陥ってもパソコンだけは売らない。
3 再起するために借金の保証人になってもらうため逃げた女房の実家へ頼みに行く図々しさ。
つまり、これが出来る人間は成功しやすい。
その条件とは何か?
それは自己愛。
自分を率直に愛していればこそ、そこまで落ちぶれても最後のプライドだけは捨てずにいられるのだ。
最後のプライドは自己愛の象徴だ。
つまり英才教育とは子供に自己否定をさせない育て方という事につながるだろう。
では自己愛溢れるフィリピン人はみな成功するのか?
それは基本的資質が足りず単なるナルシストである。
ベースになる確かな実力を持ちかつ自己愛溢れる人間。
この二つの絶対条件が重なった人間のみが成功者となれるのだ。
努力しても才能があっても成功できでない人。
きっと自己愛が足りないのでは?
おっと、もう一つ見逃してはならない点。
「なんで俺がこんな目に!?」
ホームレス時代に辛い目にあいながらもつぶやいていたセリフ。
俺=俺様。
こんな素晴らしい俺がという気持ちが大切だ。
だから嫌な目にあったら念仏のように唱えてみよう。
何で俺様がこんな目に!?
魔法の呪文により何かが変わるかも。
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