先日セブのドローカルの象徴Eモールの駐車場ネタを書いたばかりだが、今度は内部について暴露してみたいと思う。
スーパーマーケットに付設された激安テイクアウトコーナーの中でやたら女性客の食いつきの良い品物がある。
まるで特大春巻きのようないでたちをした油で揚げた棒状のものだ。
それに黒い蜜のようなものがかかっている。
不気味だ。。。
澄ました顔で太棒を買うご婦人。
恍惚とした表情でワイルドにかぶりつく様はまさにメスライオン。
今まで敬遠していたが、気が変わってフィリピン人女性をそんなにも虜にする太棒は一体どんな味がするのか知りたくなった。
色気だしてちょっと買ってみるか。。。
しかし、瞬く間に売り切れ御免。
スタッフは打ち切られた客に5分だけ待ってくれと言うが、フィリピンの5分は30分位かかる。
しばらく付近をブラブラして現場へ戻ってみるとジャストタイミングで出来立ての太棒が運ばれてきた。
瞬く間にまた客がわーっと寄って来てお買い上げ!
私の前のオバサンが10本ほど爆買いした。
オイオイまた売り切れかよ!
少し潰れかけのシナチンみたいなのが2本だけ残った。
まあ、いいか。
とりあえずどんな味か試してみよう。
これ一本ちょうだい
「Kani Usa」
カニ ウサ
あんたレシートは持ってるの?
「Naa kay receibo?」
ナー カイ レシーボ?
はっ!?
ひょっとしてこれはフィリピンあるあるトラップか!?
温情のかけらも感じられないスタッフが無機質に指さす方向にはなんと長蛇の列が!!!
そうだった。
フィリピンでは品物を買う場合、まず少し離れたところにあるレジで商品名を言いオカニを払い、レシートを売り場へ行き、ようやく商品と交換するという謎のシステムがある。
その間に目当ての物が品切れになっても誰も救済してくれない。。。
私はEモールをすっかり舐めてたようだ。
無知と絶望と敗北に打ちひしがれながら売り場を退場した。
店のスタッフに極力現金を触らせないフィリピン社会のルール。
レジは支払いを受けたあとレシートを100%発行しなければならないので、チョロまかすには難易度が高い。
客の利便性は度外視。
とことん店側がアドバンテージを支配する超売り手市場だ。
ぜひ私のように絶望に打ちひしがれないように、購入前に支払いシステムの確認をお勧めしたい。
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