4年前に買ったシャープの”トトイ(女性のむね)型二層式洗濯機”が壊れ、その後しばらくの間桃太郎のおばあさんのように手洗いまたはコインランドリー生活をしていた。
毎日のトレーニングでウエアが汗でベッチョベチョになる。
15年間ずっと毎日欠かさず洗濯する生活を続けてきた。
私はフィリピン人のように一週間分の洗濯物をドカっと溜めて、土日は洗濯日♡のようなライフスタイルを受け入れられない。
洗濯機と手洗いの決定的な違いはスピンドライの存在。
手洗い生活をやってみた結果、洗いと濯ぎは慣れと合理化でなんとかやれるが、問題は絞り。
フィリピンで買った衣類は質が悪くあまりきつく絞ると破れたり伸びたりする。
セブの水は日本と比べ水質が悪い。
緩めに絞って水がしたたり落ちる状態で干すと、乾いた後でも濡れた犬に酷似したなんとも言えない生臭さが残る事が多い。
スピンドライだけでも欲しいと思い、SMの家電売り場へと出かけた。
私は最初から日本で使われてるような全自動洗濯機は眼中になかった。
どうせLGとか韓国製がトップブランドで高いくせにすぐ壊れるだろう。
だったら、消耗品とわりきった必要最低限の機能だけを追求したい。
フィリピンには洗濯またはスピンドライだけが独立して売られている。
割り切り商品はfujidenzoとAmerican Homeが双璧だ。
どちらもまるで子供の玩具のように実用性のかけらも感じられなかったが、Fujidenzoのほうが少しだけ蓋の部分がしっかりしていた(気がした)。
究極の洗濯!
一か八かFujidenzoで勝負だ。
スピンドライ専用機と洗い専用機。
6.8kg仕様でどちらも3500ペソ弱。
同じ並びにあった二層式6kg仕様が目に入った。
このリスクは洗槽かスピンのどちらかが壊れた時は丸ごと捨てることになる。
どうせ修理に出しても1か月以上かかり、さらにもっと壊れて戻ってくるのが関の山だ。
スピンドライ専用機か一体型か。。。
一体型を買うと機械が洗ってくれる10分間にブログ書いたり別のことができる。
結局5498ペソの一体型を買うことにした。
最初は私だけでなくゼル(カワイイちゃんのヤヤ)にも盛んに使ってもらおうと思っていたのだが、誰も使わない。
結果的にモトボサツ専用機になってしまっている。
ゼルにどんどん使えと何度か使い方を教えたのだが絶対に機械を使わない。
フジデンゾーの隣にしゃがみこんでシコシコと古式で手洗いをしている。
私としては手洗いは時間がもったいないから二層式を買ったのだが、一業務/1人とうシングルタスクモードから抜けられない典型的フィリピン人マインド。
古来より変わらない人々。
この国が何十年経とうと本質が変わらない理由は洗濯のやり方を見ればわかる。。
日本だと桃太郎の時代に終わったやり方を今でも頑なに守り続けているのだ。
国ごと世界遺産。
そこがきっとフィリピンファンを魅了して止まない所以なのだろう。
こちら良かったら応援クリック強めにお願いします!
↓↓↓
SPONSORED LINK