リアル北斗の拳の世界
米トランプ大統領の記者会見の席で日本人記者の英語での質疑に対して「I really don't understand you.」という発言がなされた。
この事にたいして、待ってましたとばかり、「記者の英語力の無さは日本の恥さらし」と行ったバッシングが日本人の間で沸きおこっている。
日本にありがちな「つるし上げ体質」がとても残念でならない。
そもそも問題にすべき焦点がずれている。
トランプの発言は欧米にありがちな非英語圏に対する差別意識が根底にある最大の侮辱であり、アメリカNO.1の傲慢ニズム及び国際的パワハラの権化ともいえる。
北斗の拳でいえばラオウじゃなくてハート様だろう。
キャラを一言でいえば「おちゃめな悪党」。
英語嫌いになる恐怖のトラウマ
実は、私はマニラのパシッグ市にあるリッチモンドホテルの受付の男に「I don't understand」と言われた事がある。
当時の私は記者会見でつるし上げされている記者以下の英語ビギナーで、言いたい事の30%位しか伝えられなかった。
一生懸命スピークしてみたが、冷たくリジェクト。
もうそこに救いは無かった。
偉そうにしているホテルスタッフはハポン(タガログ語で日本人)のジャパニーズイングリッシュを頭ごなしに粉砕してやった感が濃厚だった。
「この悔しさをバネに英語頑張ろう♡」とは1mmも思わなかった。
傲慢なフィリピーノへの恨みしか残っていない。
いまだに何かあるたびに時々思い出すが、キャツの顔を思い出すとヘドが出そうだ。
トランプ大統領は米国を代表する人間なのに、マニラのホテル受付の男と同じレベルの人間なのだ。
おいおい、ホント大丈夫かよ。
ジャンクフードの食いすぎでコレステロール脳になったデブに理性はない。
国的な壇上で下手を打つと待ってましたとばかりバッシングす日本人の多いのが残念でならない。
海外で活躍している人のことが妬ましいというマインドがあるのかもしれない。
オリンピックでも、選手が楽しんでくると言おうものなら、「税金使って楽しむなんて何事だ」とつるし上げの儀式が始まる。
記者の英語はそんなにヤバいのか?
この記者の英語は確かに流暢とは言い難いが、大人になって努力して英語を話す日本人のレベルとしては一般的だろう。
私は海外生活をしながら日本人の話す英語を数えきれないほど見てきた。
だからこそいえるのだが、彼の英語はそんなにひどいレベルではない。
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なぜなら日本人の英会話レッスンの目標に「欧米人のように流暢な英語を話す」というコンセプトが無いからだ。
通じればよいという謎の落としどころが設定され、発音やアクセントよりも知識偏重となってしまうのは日本の教育で育った宿命だ。
それを鬼の首を取ったように「日本の恥さらし」みたいな言い方をする奴が多すぎるのが空しい。
あ、そういえば、フィリピンも似たようにおちゃめな暴君による支配がはじまっているが。。。
北斗の拳との違いは、フィリピンの庶民層が彼を圧倒的に支持しているという点だ。
まさにこの世界がザフィリピン!
流血と高支持率のドゥテルテ劇場
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