先日「国籍劣等感」に関係する記事を書いたのだが、思いのほか好評だったので、その続編を書いてみたい。
-
【ボサツ実話】次に生まれ変わるとしたら。。。韓国&フィリピン人の国籍劣等感
つい先日、あるフィリピン人と話をしていた時にまた言われた。 「日本人はビザなしでどこへでも行けるからいいよね」 これはフ ...
続きを見る
実はつい先日、元カノT(ティムじゃない)がフィリピンへ戻って来たので食事(だけだよ)をすることになったのだが、フィリピン料理が食べたいと言い出したので適当に車でフィリピンレストランへ乗り付けた。
たまたまそのレストランの周辺でクリスチャン(プロテスタント)の集会があり、ミサが終わったばかりの信者達がぞろぞろと外へ出てきていた。
ティムの知り合いもその中に何人かいるはずなのでパパラッチされるとまた面倒くさい。
またティムのアミーガ号を使っているという罪悪感もあるのでレストラン内で怪しい変装用の帽子を深々とかぶった。
注文をとりにやって来た女性スタッフへわざわざこう言った。
フィリピン料理が懐かしいとかどうかは別として、明らかに日本で生活している身分であることをストレートパンチに自慢している。
毎年高い飛行機代を使ってわざわざその優越感をまき散らしに来ているように見えた。
日本流にいえばその行為は「ちょっと痛い」のだが、フィリピンにはそんな遠回しな概念は無く、歴然とした自慢大会が繰り広げられる。
自分大好きフィリピン人ならではの現象だろう。
また姪や甥向けのお土産として高そうなiphoneを何台も買ってきていた。
毎回お土産が大変だと言いながらもその顔はまんざらでもなかった。
大学で教えていた時に学生の中にも貧富の差が明確にあった。
公立の大学なのでそんなに富裕層の子供はいないはずだが、最新のiphonやipadを持ってきている大学生がいた。
年間の学費がたった6000ペソという激安大学にそんな高価なガジェットを持ち込んでいること自体が甚だ不自然な光景だ。
聞いてみると日本やアメリカといった先進国に「おばさん」が住んでいるケースの学生は急に成金だ。
そうやって元カノTの甥や姪どもは成金フィリピン人の類になって小学校や高校のクラスでもきっと羨望の眼差しを受けているに違いない。
しかし、海外に住んでいる「おじさん」という単語は全く出て来ないのが不思議だ。
やはりフィリピンで世界的に通用するのはフィリピーノではなくフィリピーナなのだろう。
嫉妬渦巻くフィリピン劇場。
もしよかったらランキング応援クリック1回ハゲしくお願いします!!
広告主募集中