先日、大学の元教え子と近所のジョリビーでバッタリ会い、妹と一緒だった。
となりのコールセンタービルで働いているらしい。
かつてミスキャンパスだったJ子は私が今まで見たフィリピーナの中でも強烈に記憶に残るほどの美人で、身長が165センチ位ある。
そして、お約束通りチノイ(チャイニーズ系ピノイの略)なオカニモチ(富裕層)のボンボンが高そうな新型ベンツでいつも学校の校門付近まで送迎をしていた。
そのあとJ子はフィリピン航空のCAになったが、休みが取れないということで半年で辞めてしまった。
フィリピンあるある。
玉の輿確定で将来安泰だったはずの彼女だが、昨年ボンボンの浮気が発覚し、遂に別かれてしまったらしい。
ジョリビーにいた妹は少し色が黒かったが、姉とは違うタイプのインド顔の美人で小柄ながらも日本人のオッサンがホイホイ3千万円位簡単に投資しそうなポテンシャルを感じた。
その妹も今年セブノーマル大学を卒業したばかりらしいが、姉が昨年ボンボンと別れ、一家の経済が急に苦しくなったのでオンライン英会話の講師として働いたらしい。
妹は眉間を寄せこうつぶやいた。
「もう中国人オーナーと生徒って最悪。。。」
「レート(時給)はたった1時間15ペソで、生徒がマニヤック過ぎて耐えられなかった」
「私の担当は小学校から高校の子供で、フィリピン人をかなり見下しているし、13歳の少年はカメラに向かってオーテン出して、マスターxxxx始めるの」
フィリピンは人件費が安いという理由だけで、ビジネス投資のマーケットして注目されているのだが、コールセンターや語学学校はその最たる例だ。
韓国人経営の語学学校の時給は50ペソ前後。
日本人経営の語学学校はは若干高くて70ペソ~120ペソといった相場だ。
オンラインだともう少し高いところもチラホラある。
しかし、大卒じゃないと講師になれなかったり、フル勤務だったりするので大学に通いながら隙間時間でやれる仕事があまりないのでたった15ペソでもありがたかったらしい。
たった15ペソでフィリピン人をまるで性奴隷のように扱う中国人の片鱗を見た気がした。
フィリピン、中国が教育、経済
ドゥテルテ大統領が来週北京を訪問すると、フィリピンと中国は教育、科学技術、経済社会開発の分野で二国間協定に署名する予定です
中国に身売りすることで国民の生活はよくなるどころか、貧富の差に拍車がかかり、北斗の拳のような修羅の国になる気配がする。
J子の妹の受けた試練はこれからどんどんフィリピン全土へ拡散して行くに違いない。
いま大挙してフィリピンへ襲寄せてきている中国人だが、ここ数年内で中国人オーナーの企業が破竹の勢いで中国を席巻するだろう。
香港のデモを見ながら、フィリピンとの差を痛感する。
中国の脅威が分かっている香港の人達と全然わかっていないフィリピンの人の差だ。
これこそがフィリピン最大の問題である教育の欠落である。
教育とは割り算が出来ないという勉強面の問題だけでなく、真実を見極め、わが身を守る行動が起こせる知恵の事なのだ。
まあ、日本も安倍さんの悪口はよく聞こえてくるが、香港の人々のように団結して行動力するのではなく、マスターxxxxのようにコソコソ影口たたくだけなので日本も底が知れている気がする今日この頃。
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