日本の常識は非常識
「思ったよりキツい」「ワリに合わない」
憧れの黄金の国だと思ってやってきた日本だが、実際日本で働いてみると想定外に大変で幻滅してしまう。
給料は聞いていたよりも少なくワリに合わない。。。
東南アジアの実習生の幻滅はおそらくこの辺に集中するだろう。
日本は素晴らしい国というのは限定的なのだ。
富裕層か観光に来ているツーリストにとっては最高だが、その日本の秀でたクオリティを支えている人達の苦労は半端ないのだ。
賛否真っ二つに分かれるボサツさんのツイート
海外(とくに東南アジア)に比べると、復旧速度が神レベルに早いと称賛されるが、ちょっと違う。要するに土日も休まず、プライベートや家族との時間を犠牲にして作業した人が沢山いるという結果なのだ。つまり、日本が発展していても幸福度底辺国だということはこういった所からも分かる。 https://t.co/MjE1NhNqVc
— モト ボサツさん【ストリート系ブロガー】 (@motobosa02) October 18, 2019
ミスを指摘され嘘を暴かれ窮鼠猫を噛む
ひと前で怒ってはいけない理由
上の動画のコメントで目立つのがベトナム人をひと前で怒ってはならないという点だ。
フィリピン人取り扱いマニュアルにもそう書いてあるが、この「ひと前で怒ってはならない」というのは大項目として取り上げられている。
一般的にはプライドが高いと言われるが、私の視点はちょっと異なる。
プライドが高いとうよりは単に我慢ができないだけなのだ。
じゃあ、日本人はひと前で怒られても平気だろうか?
私だってひと前で怒られたらとても恥ずかしいし、少なくとも12時間位は最低な気持ちで過ごす可能性が高い。
でも、だからと言ってひと前で口汚く罵った上司を駅のホームから突き落としたりすることはしない(と思う)。
なぜなら、それは何の解決にもならないと理論的に知っているからだ。
右脳は憎き上司を恨み、ぶん殴ってスッキリしたい衝動を突き動かす。
左脳は建設的に物事を考え、如何するのが自分にとって賢いふるまいなのかで野生の衝動にブレーキをかける。
つまり、動物的な右脳の衝動を左脳でいかに制御できるかということを「我慢」と呼ぶのだ。
怒った上司を殴ったベトナム人達はより本能の方が勝っている動物に近い存在だといえよう。
日本人は外国人の扱いが下手
もう一つ、上司の態度が悪いというコメントが多いのだが、これは右脳的に賛同できる。
ズボンに手を突っ込んで偉そうに説教されると我慢できない。
しかし!!
笑顔でニコニコ説教してたら絶対に舐められる。
なぜなら犬と同じで敏感にその上司とのパワーを本能的に察知するからだ。
舐められないように接しながら紳士的な態度を併せ持つバランスはとても難しい。
フィリピンの駐在員の苦悩も以前からよく聞いていたのだが、単一民族で構成された島国の日本人は外国人の扱いが下手だ。
つまり、日本のルールを押し付け過ぎて厳しすぎるか、嫌われまいとヘラヘラと優しくし過ぎて舐められてしまうかの両極端に分れる。
犬の調教法に学ぶ
私の調査によると犬を飼い慣らすのが得意な人は飴と鞭の使い分けが上手くフィリピン人からの人望を集めている傾向にある。
これはベトナム人にも応用が利くと思われるので、この犬の調教術を外国人の雇用法として大いに取り入れるべきだと考える。
もちろん同じ人間を動物扱いしてはいけないが、異文化の人を操るためのヒントがそこの隠されているはずだ。
今後の研究に注目したい。
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