セブの激安ホテル事情
うちの近所でトラックが電柱&電線をなぎ倒し、突然の大型停電(そんな単語があるかどうか不明)に見舞われた記事の続編。
事故現場の様子とフィリピンの復旧スピードの遅さからすると、復旧に半年くらいかかりそうな予感さえした。
このまま暗くて暑い部屋ではカワイイちゃんがとても可哀そうなのでとりあえず近所のホテルに1泊だけすることにした。
うちから一番近いホテルといえばフレッシュじゃない石焼ステーキで有名なアルパシティスイーツホテルだが、そこも同じく停電エリアでジェネレーターが激しく喘いでいる。
セブシティ方面で近い宿といえば遊び人オヤジの定宿となっているキャッスルピークだが、ここもネットで調べてみると全部満室。
そんなやり取りの末、セブで最安値グループに入っているシティスケープにフラグが立った。
うちから歩いて行けるホテルに宿泊する微妙さはさておき、セブで最安値の部類に入るシティスケープを初めて利用することになった。
実は今年バコロドに行ったときに宿泊したのもシティスケープだったので今年はそういう縁があるのだろう。
ブッキングドットコムにてクレジットカードの番号も入力し、決済をすませてからホテルへ向かった。
C級ホテル シティスケープの実態
階段を数段上がって入口を入るとロビーとは思えないほどの省スペースに質素なテーブルが一つだけおいてあり、受付嬢がスマホをいじりながら座っていた。
この瞬間、このホテル終わった悟った。
ちなみに、アゴダのサイトに出ている受付嬢モデルは大学の元教え子G子。
一瞬だけこのホテルで働いていたらしいが、今はランドバンキング銀行で働いている。
ブッキングドットコムで予約した画面を見せ名前をいうと「予約インフォがまだ来ていない」ということでしばらく狭いロビーで待つことになった。
ホテルのスタッフがソファーを陣取っており、客が来ても知らん顔。
カワイイちゃんを利用しつつも無理やりどかせたが、悪びれる様子もなくさっそくC級ホテルぶりを発揮。
フィリピンあるあるの上位に来る「客の地位はスタッフより低い」という話はどうやら本当のようだ。
ホテル直接vsブッキングドットコム
ソファーに座って30分ほど待たされてようやく確認が取れたとのことで支払いを要求された。
家にいると蒸し風呂みたいに暑かったのでそれでもありがたい。
「1420ペソです。」
「ブッキングドットコムとはクレジット決済の契約をしてません」
「ブッキングドットコムのコミッションが220ペソかかります」
「2100ペソです」
「そうです」
しかし、クレジットカード決済したつもりが、チェックインの時に請求される気持ち悪さ。
シティスケープごときと揉めたくないのでその場はおとなしく従った。
支払い後にオフィシャルレシートを発行させ、来月のクレジットカードの支払い明細をモニターすることで折り合いをつけた。
部屋の満足度
8階の部屋を割り当てられた。
20㎡程度の部屋だが、宿泊するだけなら個人的に全く問題を感じない。
エアコンは合格!
東南アジア特有の騒音のするボックス埋め込みタイプではなく、日本と同じ壁に取り付ける静音タイプだ。
ケーブルテレビがあるようだが、電線ブッチギリ事故の影響で全く映らない。
WIFIスピードは1M前後でイライラするがまあなんとか使える程度だった。
温水シャワーの水圧は及第点。
冷蔵庫にはビールが入っている(そこで飲むとちょっと高い)。
洗面所はタンボックフィリピーノは入れないほど狭いがまあいいだろう。
まとめ
セブ市とマンダウエ市の丁度境目に建っているのだが、歩いてUCCコーヒーやココイチのある商業施設まで歩ける距離であるし、ショッピングモールへのアクセスもそんなに悪くない。
数年前からホテルの値段がどんどん上がっている現状を考えると1420ペソで1泊はありだろう。
エアコンが日本と同じスプリットタイプだったのは想定外だが、他はぜんぶ、立地も含めまあいいだろうという妥協点の集まり。
普通に寝れれば良いという人向きだ。
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