コロナ関連

フィリピンのコロナ最大の急所は無数に点在する大規模スラムでの爆発的な広がりだ

投稿日:

もし良かったらランキング応援クリック1回だけお願いしますね~

にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村

 

セブのスラムがやばい

4月17日にセブのバランガイLUZで82名のコロナ陽性者が出て大騒ぎとなり、警察と軍がバランガイのロックダウンを強化している。

当初はこの地区から3名の陽性者が出て、4月11日には完全ロックダウン宣言がなされた。

このバランガイの中でも2名の陽性者が住んでいるZapatera地区には9000人が濃厚接触的に生活しており、ここを中心とした感染が爆発的に増えるのは火を見るより明らかだった。

このバランガイはアヤラモールへも徒歩で行ける利便性の高いスラム街を抱える人気のエリアだ。

本ブログで時々出てくるオーストラリア在住のA子も10年程前はこの地域に住んでおり、混沌とした下町が好きな私としては良く遊びに行ったものだった。

いきなり新規で82名というのは衝撃的だが、あくまで一時的な結果論であり、まだ表に出てきていないケースの事を考えるとかえって不気味だ。

Luzという大きなバランガイの一部であるZapatera地区にさえ9000人が暮らしているとするとバランガイ全体の人数は巨大な人数だ。

そこから仮に1000世帯の家族の半分が感染する可能性があるとして実に2500人に感染ポテンシャルがあるということになる。

バランガイごとロックダウンと言っても、ゲートパスを見せれば普通に買物等の外出が可能とのことだ。

 

ところで、セブにはLuzのみならず大規模なスラム街が点在している。

SMシーサイドの近くにあるマンバリンはセブ島最大のスラム街。

もしそこで1名でも感染者が出ると数千人単位で感染が広がり、セブ全体が感染島と呼ばれてしまうだろう。

4月も終わりが見えて来たが、セブのコロナ状況は終息するどころか、これからが本格的な地獄の始まりなのかもしれない。

またデリバリーのライダーもスラムのような密集地帯に住んでいる可能性があるので、念のため配達の際にはお互い距離をとり、商品も可能な限りアルコール等でクリーニングすることが肝要である。

 

もしよかったらブログ村ランキング応援クリックぜひ1回強めにグリっと押してください!

にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村

広告バナー募集中 問い合わせはこちらからどうぞ

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

-コロナ関連
-,

Copyright© モトボサツ勝手にブログセブ島編vol2 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.