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【失敗しない】フィリピン人の履歴書でチェックすべき最重要ポイント

投稿日:2020年7月22日 更新日:

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フィリピン人の履歴書

フィリピンという国はとにかく「無駄な書類」が多い。

企業訪問するのにレターと呼ばれる依頼書を提出し、許可が出てから訪問という日本の平安時代に相当する仰々しいプロセスを要する。

そんな権威的ともいえる思考回路だから意味のない書類や手続きをやたらめったら増やし、ムリムダムラを絵に描いたような煩雑な世界となっているのだが、その割に書類の様式が統一されていないので始末に悪い。

レジュメと呼ばれる履歴書もこれと同じで、ひな形が統一されていないので非常に見づらく、顔写真さえ貼られていないのも平気で混入している。

今回は私が10年以上現地でフィリピン人ワーカー達と関わった実体験から失敗しない履歴書審査の基準について明らかにしたい。

フィリピン人の履歴書を見ると一種の共通点が浮かび上がる。

それは勤続年数の短さと転職回数の多さ。

応募者の多くは一つの仕事を半年前後で辞め転職を繰り返しているケースが多く見られるのだが、これはフィリピンの社会システムによる影響も大きい。

フィリピンでは日本よりさらに正社員率が低く、パートタイマーとして半年の雇用契約が終了すれば自動的に解雇となってしまうのだ。

それともう一つが仕事に対する優先順位。

フィリピン人の多くは余程給料が良くない限り自ら正社員に成るのを嫌い、勤務がフレキシブルなパートタイムを希望する傾向にある。

つまり、人生において仕事の優先順位が低いという高幸福度国の特徴とも言えるだろう。

某語学学校で正社員講師を募集したが殆どがパートタイム契約を希望。

そして短期で消えていく。

だからどの語学学校も質の良い講師をキープするために保険や住宅手当を付ける工夫をするのだ。

さて採用審査についてだが、日本では職歴欄で勤続年数が短かったり転職が頻繁だと履歴書審査の段階でマイナス評価となってしまうが、フィリピンでは重要視されないどころか、転職回数を勲章として捉えている節さえある。

採用基準も明らかに異なる。

学歴や職歴よりも履歴書に貼り付けてある顔面偏差値で決まる傾向は否めない。

中途半端な日系企業でも現地のフィリピン人を採用する際に顔ばかり気にしている採用担当者も多い(気がする。。。)。

 

ティムの職歴

一般的にフィリピン人では自立という概念が薄く、大人になっても実家にずるずると滞在し続け被扶養家族であり続ける人が多い。

表向き家族愛が深いというフィリピン人の特徴が出来上がるのだが、その点うちのティムはかなりレアなタイプ。

「フィリピンあるある」として有名な母親と長女の確執があり、大学を出たら実家を出て自立すると決めていたらしい。

そして、故郷のバコロドではなく親戚のいたスービックで就職した。

最初は韓国人の経営するスパ&レストランのマネジメントの仕事をしたらしい。

残業代が出ない苛酷な労働条件だったらしいがどんなに辛くても1年は絶対に辞めないと誓ったそうだ。

地獄の韓国店のマネージャーとして3年間頑張って働き、そこからJICA関連プロジェクトの日系企業へ転職

前職の勤務期間が3年ということも評価されたらしい。

給料は2万ペソでスタートし、さらに土曜出勤は30%増しの残業代という好待遇で更に日本人の駐在員は皆紳士で優しい。

韓国人経営のスパ&レストランで不条理に耐えつつ泣きながら3年頑張ったことへのご褒美だと思ったそうだ。

その日系企業のプロジェクトが6年で終了し、その後も引き続き別の日系企業に採用され働いていた。

 

 

フィリピン人の見分け方

ティムは自ら1年以上は最低働くというポリシーとフィリピン人特有の洞察から、履歴書上で勤続年数が短く転職数が多いフィリピン人はすぐ問題を起こして辞める確率が高いという。

私もそこは全く同感で、短期で転職を繰り返すフィリピン人は書面の学歴や能力はさて置き短期で身勝手な辞め方を繰り返すのだ。

容姿優先で選ばず職歴をじっくり見て勤続年数や転職を短期で繰り返している人は絶対に避けた方が良い。

また、フィリピンにありがちな自分のコネをひけらかしたり、自分の家族や親せきに弁護士がいると吹聴する志願者も採用を避けた方が良いだろう。

なぜなら、ちょっとでも不満があるとトラの威を借るキツネとして会社を脅しにかかってくるのだ。

フィリピンという国が依然として原始的なままなのは組織の人材がコネや顔面だけで選ばれており、これは採用する側に大きな問題があると考える。

追伸として、誰だって面接の時は最高のロイヤリティを演じながら勤勉な人間性を気取っており、つまりネコをかぶっている可能性が高い。

だいたい半年経過したあたりから本性が出てくるケースが多いので、そこも気を抜かず留意しておいた方が良いだろう。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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