モトボサツ的

【写真あり】モトボサツ氏がセブの大学の教壇に立つことになったきっかけを大公開

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基本的なセブアノ語フレーズ

 

ビサヤ語が話せる変な日本人

フィリピンのセブ島にてなんとなくブログ記事を書き始めたのが2013年。

セブで出会った日本人の方にジャングルで生活していた頃の話をするたびに「ぜったいブログ書いた方がいいよ」と言われていた。

しかし、名もなき小市民である私ごときが自分の生活や考えを世間に晒すなんておこがまし過ぎると思っていたのだ。

そして、ついに私がブログを書き始めるきっかけがやってきた。

2013年、友人の依頼でセブノーマル大学で日本語のクラスを受け持つことになったのだ。

単に日本人というだけで日本語教師の資格も経験もない人間で勤まるのだろうか?

しかし、先生不在のまま1カ月が経過し生徒は教室でボーっと待っているという。

ちょい悪ボサツ
まるでゴッドファーザー並みに断れないオファーを出してくるじゃないか。。。

 

 

面接会場

 

翌日大学を訪問するといきなり筆記と面接試験を受けさせられた。

全部英語で書かれた知能試験は慣れないとなかなか難しいものがある。

面接会場には偉そうな教授数人が並んでおり大仁田厚に酷似した顔をたオバサンばかり。

全員親戚なのか?

 

「カバロカ ビサヤ? ビサヤ語はできるの?」

大仁田1号がいきなり突っ込んできた。

ちょい悪ボサツ
イエス マム!!

フィリピーナは皆マムと呼ばれるのが大好きだ。

まずここで軽く先手一本!!

 

「どこで習ったの?」

ちょい悪ボサツ
山のバランガイです

大仁田軍団がいっせいに大爆笑!!

実はこのパターンはセブ最強のウケ術で、少しビサヤ語が話せると「どこで習ったのか」と聞かれる確率が高い。

その時に「バランガイ」という単語をつぶやくと100%爆笑される。

ちなみに「バランガイ」とはフィリピンの自治区の最小単位で、日本だと町内会のような存在だ。

日本人がバランガイに出入りしてビサヤ語を覚えたという想定外の事実に対しとても面白みがあるようだ。

 

「なんでブキッド(山)に住んでたの?」

モトカノTとの馴れ初め。

いきなり山奥へ連れて行かれたという話をうつむき加減に演じる。

「ハラノォ」あらら。。。

フィリピン人攻略はとにかく感情に訴えながら話すのが効果抜群。

「アコ カイワイソウ」という枕言葉と共にオカニ(金)を無心してくるフィリピン人の行動パターンも定番。

 

「Minyo na ka?  ミンニョ ナカ?」(あんた結婚しているの?)

この質問はセブ島あるあるシリーズ。

語学学校でも定番なのだが、フィリピン人にとってプライバシーの侵害という概念がなく、「恋人がいるのか」、「なぜいないのか」、「子供は何人か?」、「なぜもっと生まないのか?」という質問を初対面から突っ込んでくる。

日本人はそこに気を悪くしてクレームという流れだ。

この会話のダイアレクトは数えきれないほど繰り返してきたので右脳のみで反射的に即答。

ちょい悪ボサツ
Dili ma'am ディリ マム

Dili(ディリ)は英語で言うところの「No」に相当する。

 

イノセント
日本語教えるのにビサヤ語で面接?
ちょい悪ボサツ
うん、どうも教員会議とか全部ビサヤ語でやるらしい

 

日本語教師としての技量を計れる人がいないので全てビサヤ語による尋問形式によるプライベート調査が終了し一応合格ということになった。

知能テストの結果は知らされなかったので採点すらしていない気がする。

 

明日から早速授業開始ということでその場で顔写真を撮りIDを作ってもらった。

フィリピンの大学は入口のガードマンのチェックが厳しく学校関係者のIDがないと自由に出入り出来ないのだ。

そして、翌朝9時に首から下げたIDをガードマンに見せると訝しそうに眺め、IDをここへ置いて行けという。

ちょい悪ボサツ
ここで大学のID渡したら学校内で誰か分からんやん!?

入口ですったもんだ揉める。

すると後ろから別の車がやってきて仕方なさそうに行って良しという合図が出た。

フィリピンのガードマンは基本的にS体質の人が多くチェックポイントの持つパワーを最大限に使い楽しんでいるようにさえ思える。

そして少し握らせると笑顔で通してくれるという単純な脳構造だから好きだ。

 

20歳前後の若いフィリピーナ大学生がうじゃうじゃ歩いている。

俺はこの状況で一体どうすれば良いのだろうか?

そうやってドキドキしながら初日のクラスが行われる教室へ向かった。

ドアの上に黒板けしがセットされて落ちてくるのだろうか?

想像は膨らむばかり。

そして、教室へ入ってみると。。。

 

誰もいない!?

 

 

教室間違えたのか?

 

近くを歩いていた大学生に聞いてみると、美人コンテストが校内で行われており、たぶん皆そこへ行ったということだった。

セブの大学は毎日が文化祭のような感じであまり勉強する時間がない。。。

その日は誰も教室へ現れないというなんとも拍子抜けな感じで終わった。

 

ガラにもなく教壇に立ち、一クラス40名以上のフィリピン人大学生に見つめられる日々が始まった。

私が受け持ったツーリズムコースは9割以上が女子という物凄い環境。

そして、当たり前だが、何か話すたびに皆私を一斉に見つめるのだ。

ツーリズムコース 4年生

これはぜひブログとして記録しておかねばなるまいとブログー人生がスタートした。

同時に以前からセブ在住の日本人の方からすすめられていたジャングル生活の回想録も同時に記事化スタート。

つれづれなるままに7年間ほぼ毎日ブログ記事を書き続け、仕事で請け負った分も合わせると合計で3000記事近くの文章をアップした。

現行のシーズン2に移行して早くも4年が経過。

それそろシーズン3が始まりそうな予感がする。

 

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基本的なセブアノ語フレーズ

 

 

 

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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